「母の好物だったので」 お盆に母親を迎えるため、作った精霊馬がSNSで話題に
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8月中旬は、祖先の霊をまつるお盆の時期。お墓を訪ねたり、仏壇に手を合わせたりして、故人を偲ぶ人も多いのではないでしょうか。
フィギュアなどガレージキットの制作代行をしている、ドモンタケシ(@ankokugod666)さんは、亡くなった母親を迎えるため、精霊馬を作りました。
ただ、作るのに使った食べ物は、キュウリやナスではなく…。
「お母さんごめん、悪いんだけどアメリカンドッグに乗って帰ってきてくれる?」
アメリカンドッグにつまようじを4本刺して作った、実にアメリカンな精霊馬だったのです。
ドモンさんによると、アメリカンドッグは、生前の母親が好きな食べ物だったのだとか。ちなみに、制作に使用したものは、コンビニエンスストアの『ファミリーマート』で買ってきたものだそう。
ちょっぴり変わった精霊馬には、たくさんのコメントが寄せられました。
・おおお、『アメ車』な精霊馬だ!私もこれなら乗りたい!
・とある地域では、砂糖が必要になるヤツですね。
・カウボーイハットでロデオの動きをしながら帰ってきそう。
・アメリカンドッグに乗られて、お母様が無事に帰ってこれますように…!
「母親は、私のくだらない冗談で笑ってくれる、面白いことが好きな人でした。みなさんも笑ってくれたら嬉しいです」と、ドモンさん。
しきたりを守ることも、故人を想う気持ちを持つことも、同じように大切です。クスッと笑える精霊馬も、ドモンさんなりに想いを込めたものなのでしょう。
楽しかった思い出とともに、お盆のひと時を過ごしたいものですね。
[文・構成/grape編集部]