日本人女性が離島で19日間サバイバル ド素人のホリ レイコさんが感じたこと
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「命拾いした事例が多数」 内閣府が登山客に呼びかけ内閣府政府広報室はInstagramアカウントで、登山をする際に準備すべきことを公開しました。アウトドアブームで登山を始めた人や、上級者など多くの人に注意を呼びかけています。

凍死してしまったソロキャンパー その原因に「他人事じゃない」「気を付けよう」自然に囲まれながら、1人の時間を自由に楽しめる『ソロキャンプ』。2019年頃から、YouTubeやSNS、テレビアニメなどを通じて人気が拡大し、コロナ禍においても、『安全な遊び』として注目を集めています。たしかに、すべてを1人で行うソロキャンプは、コロナ対策の観点からみれば、安全といえるでしょう。しかし、別の危険が潜んでいることを忘れてはなりません。






砂漠や離島などを舞台に、冒険や癒しを提供する旅行会社「Docastaway」
そこに女性単独で申し込み、インドネシアのアンパロという離島で19日間も生活した、日本人女性・ホリ レイコさんが話題になっています。
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アウトドアの知識がない!
Docastawayは、「冒険」と「癒し」の二つのプログラムを用意しています。
「癒し」では簡易的な建物などが用意され、一人でくつろぐ最適な場を提供。離島でちょっとした旅行気分が味わえます。
しかし、「冒険」では住む場所はなく、寝床は自分で作らなければいけません。もちろん、食べ物もなく、飲み物は自然に生えているヤシの木からココナッツを採るか、雨水を蓄えるという、サバイバル状態。
「冒険」プログラムは、電気・水道・食料のいずれも保証されない、文字通りのサバイバル体験です。参加者には基本的な安全確認の仕組みはあるものの、生活の手段はすべて自力で確保する必要があります。
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そんなプログラムに申し込むくらいですから、ホリさんはアウトドア上級者なのかな、と思いきや…全くの素人だったんです!
持ち物が…少なすぎる
22歳のホリさんは、教師になるための勉強をしている学生でした。
そんなホリさんが、Docastawayを訪れ、まずガイドさんを驚かせたのは、荷物の少なさ。ジーンズ姿の彼女を見て、さすがにガイドさんも心配になったそうです。
山刀やライターの貸し出しを申し出たものの、ホリさんは拒否し、水中銃や水着などを借りるだけでした。
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刃物を持っていないため、ココナッツに穴を開けるのも一苦労。時間をかけてココナッツジュースを飲んだ時の彼女は本当に幸せそうです。
道具なしでのサバイバルは、体力と時間を大きく消耗するものです。刃物ひとつないだけで、食事の確保という基本的な行動が大きな挑戦に変わります。
さらに最初の一日は、アウトドアの知識を与えるためにガイドさんが同行。ただ、彼女からは「アドバイスはいらない」と断られ、彼女の姿を撮影するだけでした。
ホリさんには、すべてを自分の力で発見し、成し遂げたいという強い想いがあったようです。
とはいえ、サンゴ礁を裸足で歩く、危険な生物のいるジャングルで寝てしまう、など危険な行動は多々見られました。
アウトドアの知識がないまま「冒険」プログラムに挑むことは、怪我や体調不良のリスクを伴います。ホリさんの場合も、ガイドによる見守りがあったからこそ完遂できた面もあるでしょう。
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人といることの大切さ
大胆な行動を繰り返すホリさんですが、ガイドさんが去った後、大きな孤独を感じます。元々一人でいることを好む性格でしたが、真っ暗な海などを見ていると孤独や無力感が襲ってきたそうです。
普段の生活では「一人の時間」は自分で選び取れるものです。しかし離島での孤独は、選択の余地がない状態で続くため、質がまったく異なるものだったのかもしれません。
そういった経験もあってか、19日の離島での生活で、人との関わりの大切さを学んだといいます。
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さらに、食べ物や飲み物があることの幸せ、大自然の中で見つけた数々の発見、降ってくるような星空など、沢山の事柄に幸せを見出すことができたそうです。
日本に住んでいると、物があることが当たり前。大切な人間関係さえ、疎ましく思えてきてしまうこともあります。
本当に大切なものほど、離れてみて初めて心から重要さに気づくものなのかもしれません。
ホリさんのように19日間も離島に行くことは簡単にできませんが、当たり前にあることの大切さに気付けるよう、日々生活していきたいものですね。