保存期間が長いほどウイスキーはおいしくなる? メーカー公式の回答に「知らなかった」「勉強になる」
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※写真はイメージ

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- 出典
- サントリー公式サイト
「大人のお酒」というイメージも強いウイスキー。澄んだ琥珀色の見た目も美しいお酒です。
そんなウイスキーに対して、「長く貯蔵すればするほどおいしくなる」「長く貯蔵したものほど高級」と思っている人も多いのではないでしょうか。実際のところはどうなのか、国産ウイスキーメーカーとして知られるサントリーホールディングス株式会社のQ&A情報より解説します。
「長く貯蔵したウイスキーほどおいしい」は間違い
サントリーの公式情報によると、「長く貯蔵したウイスキーほどおいしいわけではありません」とのこと。なぜならウイスキーの品質は、貯蔵期間だけで決定されるわけではないからです。
ウイスキーとは、仕込み・発酵・蒸留の過程を経て、樽に詰めて熟成されます。この貯蔵期間が長くなればなるほど熟成は進み、まろやかさや深みが増していくでしょう。「長く貯蔵すればするほどおいしくなる」というイメージは、ここから生じているものです。
一方で、ひと言でウイスキーといっても、その原料や製法、貯蔵法はさまざまです。どのタイミングで熟成の頂点を迎えるのかは、ウイスキーの種類によって異なります。それぞれのウイスキーがもっともよい状態に仕上がった瞬間を見極めて、樽払いの指示を出すのがブレンダーの仕事。プロの目と腕で、おいしいお酒が造られているのです。
瓶詰めされたウイスキーは熟成しない
ここまで解説してきたとおり、ウイスキーの熟成とは、あくまでも樽の中で行われるもの。店頭に並んでいるウイスキーは、樽から出されて瓶詰めされたものがほとんどです。瓶の中で、ウイスキーの熟成が進むことはありません。
瓶詰めのウイスキーを「長く貯蔵するとおいしくなるから」という理由で保管する人もいますが、残念ながら「熟成が進んでさらにおいしくなる」ことはないのです。
ウイスキーを始めとする蒸留酒に賞味期限はありませんが、お酒本来の味わいや風味を守るためには保存状態が極めて重要となります。温度変化や日光、空気や匂い移りには特に注意してください。
瓶詰めされたウイスキーは、長期保存したからといってそれ以上おいしくなることはありません。もっともおいしく仕上がった状態で販売されていますから、ぜひ自分の好きなタイミングで楽しんでみてください。
ウイスキーをロックや水割りで楽しめば、お酒本来のふくよかな香りと味が楽しめるでしょう。女性にも人気のハイボールにすれば、すっきりとしたノドごしで爽快感を味わえます。さまざまな飲み方を試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]