歩けないウサギのために 農家が作った『手作り車いす』で懸命に動く姿
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出典:YouTube

猫が『枕』にしていたのは? 冬にしか見られない『特別な光景』に「癒される!」ウサギのぽぽちゃんと、猫のぴーとくん。冬の間だけぴったり重なって眠る姿を、飼い主さんが『特別な光景』としてXで紹介しました。

ウサギを追う写真家 大久野島で撮った『冬の名物』の1枚写真家のuta(@utajima)さんが、広島県竹原市の宿泊施設『休暇村大久野島』で撮った、体を寄せ合うウサギたちの写真がXで注目を集めています。冬の名物として『うさ団子』と呼ばれる1枚をご覧ください。






アメリカのニューヨークに住む、農家のジェイソン・アンブロッシモさん。
ある日農場で作業をしていると、とある動物を発見したのです。
真冬の農場で見つけたのは…凍えた小さなウサギ
ジェイソンさんの目に飛び込んできたのは、弱りきったウサギの赤ちゃんでした。
2月の寒さが厳しいニューヨークで、農場の片隅に倒れていたその小さな命。体は冷え切っており、自力で動くこともできない状態だったといいます。
きっとなにかの拍子に巣から出てしまって、帰れなくなったんだ…。
ピクリとも動かないウサギを見た彼は、家に連れ帰り保護することにしました。
ウサギの冷えた体を家で温め続けたジェイソンさん。その甲斐あって、ウサギは少しずつ元気を取り戻していったのです。
食欲も戻り、目に光が宿るまでに回復したウサギ。ジェイソンさんの丁寧なケアが、小さな命をつなぎとめたのでしょう。
しかし、彼にはひとつ気がかりなことがありました。ウサギの後ろ足がまったく動かないのです。
厳しい寒さの中で長時間さらされていたためか、後ろ足に障害が残ってしまったようでした。命は助かったものの、自分の力では立つことも、前に進むこともできない状態が続いていたのです。
寒い中凍えていたせいか、後ろ足がマヒしてしまったウサギ。
元気になったものの、歩くことができない姿を見て、ジェイソンさんは心を痛めていました。
なんとか、この子を自由に動かせてあげられないだろうか。
そう考えた彼は、ひとつのアイディアを思いついたのです。
ジェイソンさんが与えた『新しい足』
スケートボードのおもちゃを買い、小さな靴下をくっつけると…。
なんと、ウサギサイズの『スケボー車いす』になったのです!
ウサギの体のサイズに合わせて調整されたその車いすは、後ろ足を支えながら前足の力だけで動き回れるよう作られていました。
車いすを装着したウサギは、前足を使って動きまわり始めました。そんな姿を見て、ジェイソンさんはウサギを『ホイールズ』(車輪)と名付けることにしたのです。
車いすでも誰よりも速く駆け回る
今では、すっかりやんちゃな子に成長したホイールズ。他のウサギやボーダーコリーとチワワのお友達に囲まれ、毎日おいかけっこをして遊んでいるのだそうです!
ホイールズの姿を見て、ジェイソンさんはこうコメントしています。
家には何匹かウサギがいるけど、どの子よりもホイールズは速く走るんだ!
保護された直後はピクリとも動けなかったホイールズが、今では農場の仲間たちを追いかけ回すほどの元気者になったのです。
車いすでもひたむきに生きるその姿は、世界中の人の心をうちました。彼の元には、数多くのホイールズのファンアートが送られてくるのだとか。
より多くの人たちに知ってもらうため、ジェイソンさんは子ども向けの絵本を作る計画を立てているそうです。日本の本屋に、ホイールズのかわいらしい姿が並ぶ日も近いかもしれませんね!