冷蔵庫の霜取りの方法! 原因や必要なものは?
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「冷凍庫の霜はどうやって取るべきなのかな」「ドライヤーで乾かしても大丈夫か知りたい」という人は多いのではないでしょうか。
冷凍庫に霜が溜まると、冷却効率が低下して電気代が上がる原因になってしまいます。「専用の道具が必要なのでは?」と不安に感じる人もいるでしょうが、家にあるもので簡単に霜取りができるため、安心してください。
本記事では、冷凍庫の霜取りに必要なものや具体的な方法について紹介します。冷凍庫の霜が気になるという人は、ぜひ最後までお読みください。
冷凍庫に霜ができやすくなる3つの原因
※写真はイメージ
冷凍庫内に霜ができるのは、空気と冷却部分との温度差によって結露が生じるためです。
では、なぜ結露ができてしまうのでしょうか。その原因の多くは、冷凍庫のドアに関係しています。代表的な原因を3つ紹介するので、参考にしながら対策を立ててみてくださいね。
1.ドアを開けている時間が長い
冷凍庫のドアを開けている時間が長いと、霜ができやすくなるので注意しましょう。
1回あたりの時間は短くても、冷凍庫を頻繁に開け閉めすると外気が多く入り込み、結露が生じやすくなります。
開けている時間を減らすには、冷凍庫を開ける前に何を取り出すのかを考えておく習慣を付けることが大切です。
トレイなどを使ったり、ものを取り出しやすいように冷凍庫の中身を整理したりして、ドアが開いている時間が短くなるよう工夫してみてください。
2.ドアに隙間がある
冷凍庫のドアには、中の冷気を逃がさないように、パッキンが取り付けられています。
パッキンに冷凍庫の中のものが接触しないよう、定期的に冷蔵庫の中身を整理するようにしましょう。パッキンにものが接触していると、隙間から外気が入り込み、霜ができやすくなってしまいます。
ちなみに、パッキンが変形してしまっても、お湯に浸けることで元通りに戻すことが可能です。ただし、冷凍庫の中身が長い間接触していて、完全に変形してしまった場合はパッキンが元に戻らなくなり、部品交換が必要になるので注意してください。
冷凍庫の中身がパッキンに触れないようにするには、定期的に中身を整理するとよいでしょう。そうすることで中身を取り出しやすくなり、冷凍庫内に外気が入り込むのを防ぐこともできるので、一石二鳥です。
3.冷凍庫が故障している
冷凍庫の冷却機能が壊れて停止していれば、霜ができず中身も溶けるため、分かりやすいですよね。
しかし、冷凍庫が故障していても霜ができる場合があります。
冷凍庫の機能は、冷却だけではありません。例えば、冷凍庫内の温度を計る機能が故障し、必要以上に冷却してしまっていることもあります。
霜の原因が分からない場合は、冷凍庫の故障を疑いましょう。動作がおかしいと思ったら、メーカーのウェブサイトを見たり、問い合わせをしてみたりするとよさそうです。
冷凍庫の霜取りに必要なものは2つ
※写真はイメージ
冷凍庫の霜取りと聞くと、大変そうなイメージがあるでしょう。実は、家にあるもので簡単にできるのを知っていましたか。
用意するのは、たった2つ。溶けた霜を拭き取るためのタオルと、霜の塊などを入れる洗面器があれば十分です。
より効率的に霜を取りたい場合は、以下の3つも用意しましょう。
アルコールスプレーと送風機の使い方は次の項で説明します。ちなみに、霜取り用のヘラは冷蔵庫を購入した時に付いてくることもあるので、探してみてください。
また、作業中は冷凍庫内を空にする必要があります。溶かしたくないものは、保冷剤と一緒に、クーラーボックスに入れておけば安心です。
冷凍庫の霜取り方法
※写真はイメージ
故障している場合を除き、霜ができる冷凍庫の機種は限られています。そのため、霜取りの方法は取扱説明書に記載されていることがほとんどです。
取扱説明書で禁止されている方法を実践すると、冷凍庫が保証対象外になることもあります。適切におこなうためにも、冷蔵庫の取扱説明書を読んでおきましょう。以下では、霜取りの一般的な流れを解説します。
1.準備
まずは、冷蔵庫の取扱説明書内に記載されている霜取りの方法を確認してください。取扱説明書には、主に2種類の方法が記載されています。
冷蔵庫の機種によっては、一度設定を変えたら、しばらく元に戻さないよう指定されている場合があります。温度設定を変えるのは、霜取りの準備ができてからにしましょう。
2.冷蔵庫や冷凍庫の中のものを取り出す
霜取りにかかる時間は場合によって異なりますが、冷凍庫の中身は、霜取りを始める前に取り出したほうがよいでしょう。
霜の量や厚さにかかわらず、霜取りをすることで、冷凍庫内の温度が上がってしまうためです。
霜を取ると水が出てくる可能性もあるため、濡れたら困るようなものは別の場所に移しましょう。クーラーボックスや保冷剤があると、作業中もしっかり保冷できますよ。
霜が多かったり、冷凍庫の中身がぎっしり詰まっていたりする場合は、一度取り出したほうが作業しやすくなります。一方、霜が薄ければ、冷凍庫の中身を少し寄せるだけで作業ができて簡単です。
定期的に霜取りをして、手間なくパパッと終わらせたいですね。
3.冷凍庫の温度を上げる
取扱説明書の内容通りに、温度調整ダイヤルを変更するか電源を抜きましょう。
その後、冷凍庫のドアを開けっ放しにして庫内の温度を上げます。送風機などで冷凍庫の中に風を送ると、より早く温度が上がりますよ。
厚めの霜が冷凍庫の上面にある場合は、後で水滴をふき取る手間を省くため、あらかじめ洗面器を冷蔵庫内に置いておくと便利です。
また、冷凍庫の手前に霜が厚く付いている場合、溶けた水によって冷凍庫周辺が水浸しになる可能性があります。作業中は、なるべく目を離さないようにしましょう。
4.霜を取り除く
霜が自然に溶けるのを待ち、最後にタオルで拭き取ります。霜が薄く、多少溶け始めていたら、溶けきる前に濡れタオルで拭き取っても問題ありません。
厚さがある場合は、ある程度溶けるのを待ってから、以下の方法で剥がすと時短になります。
霜が取れたら、水気が残らないようにタオルでしっかりとふき取り、よく乾かして完了です。簡単にできて、特別な道具もいらないので助かりますね。
冷凍庫の霜取りでやってはいけないこと4選
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間違った方法で霜取りをすると、冷凍庫が傷付いたり、故障したりする可能性があります。
インターネット上では間違ったやり方が紹介されている場合もありますが、リスクがあることを知っておきましょう。
霜取りでやってはいけないこと1:硬くて鋭利なものを使う
金属製のヘラ、アイスピックやドライバーなど、先がとがっているものを使えば、すぐに霜が取れそうですよね。
ですが、冷凍庫内が傷付いてしまうので、霜取りでは鋭利なものを使わないでください。
霜取り用のヘラはプラスチックなど、冷凍庫内が傷付きにくい素材で作られています。別のもので代用するなら、木製のヘラなどを使用するといいでしょう。
霜取りでやってはいけないこと2:熱湯を直接かける
霜取りをする時は、熱湯を直接かけてはいけません。目に見えない部分で結露が発生して霜ができ、冷蔵庫が故障してしまう可能性があるためです。
また、霜に直接熱湯をかけると、素材によっては冷凍庫の内部が変形してしまう場合があります。
熱湯を直接かける代わりに、タオルをお湯に浸すようにしましょう。凍った道路や車のフロントガラスに熱湯をかけてはいけないのと同じです。
霜取りでやってはいけないこと3:ドライヤーで熱風を当てる
厚い霜がある場合、早く溶かすためにドライヤーを使おうと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、ドライヤーなどで冷凍庫に熱風を当てるのは避けてください。冷凍庫の内部が変形し、故障につながってしまいます。
ちなみに、熱風ではなく冷風なら問題ありません。冷風に設定したドライヤーで、冷凍庫内に冷たい風を吹きかけると、霜が早く溶けるでしょう。
冷風のドライヤーだけでなく、サーキュレーターや扇風機などの家電でも代用できるので、気になる人は試してみてくださいね。
霜取りでやってはいけないこと4:霜取りスプレーを吹きかける
雪がたくさん降ったり、冬場はとても寒くなったりする地域では、車に霜取りスプレーや解氷スプレーを常備していることもあるでしょう。
ですが、車などの霜取りスプレーや解氷スプレーを冷凍庫の霜取りに使うのは避けてください。
霜取りスプレーや解氷スプレーには、アルコールのほかに、再凍結防止のための成分が含まれていることがあります。
食べ物を入れる場所に使うことは想定されていないので、含まれる成分によっては体調不良を起こすかもしれません。冷凍庫の霜取りには、霜取りスプレーではなく、アルコールスプレーがおすすめです。
冷凍庫の霜取りをするタイミングについて
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冷蔵庫の電気代を抑えたいなら、定期的に霜取りを実施しましょう。
冷凍庫内に霜が付くと冷却されづらくなり、冷却機能が設定温度に作動せず、結果的に電気代が高くなってしまうのだそうです。
冷凍庫に霜ができるスピードは冷凍庫の使い方によって異なります。
基本的には3〜4週間に1回くらいの頻度がおすすめですが、厚さ1cmほどの霜ができてしまった場合は、より短い間隔で霜取りをおこないましょう。
冷凍庫を定期的にチェックすれば、電気代節約になります。浮いたお金でおいしい食べ物を買って、ちょっぴり贅沢してみませんか。
冷凍庫の霜取りを減らすための対策5選
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冷凍庫の霜取りは、一度始めるとなかなか大変ですよね。霜取りの回数を減らすには、普段の使い方を考える必要があります。
ここでは、霜取りを減らすための対策を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.粗熱を取ってから入れる
加熱して作った料理が余った時、器にラップをかけたり、タッパーに入れたりして、料理が熱いうちに冷凍庫で保存していませんか。
加熱調理した料理を熱いまま入れると、冷凍庫内に霜ができてしまいます。粗熱を取ってから、冷凍庫に入れましょう。
冷凍庫に霜ができるのは、温度差によって発生する結露が原因です。外気や冷凍庫に入れるものと、冷凍庫の設定温度に差があると、霜ができやすくなってしまいます。
霜ができやすくなるだけではなく、周りの食品が溶ける原因にもなるため、冷凍庫に熱いものをそのまま入れてはいけません。
また、ラップやタッパーなどを使わずに食品を入れた場合も、結露が発生しやすくなるため注意が必要です。
料理を冷凍庫で保存する時は、しっかり冷ましてから入れるようにしてください。
2.入れる量を変える
冷凍庫にものを隙間なく入れることで、凍った食品同士が保冷剤の役目を果たし、冷却効率がよくなるといわれています。
しかし、冷凍庫に入れるものが多すぎると、霜ができやすくなるため注意してください。
冷凍庫にものを隙間なく入れると、取り出す際に手間がかかり、結果的にドアを開けている時間が長くなってしまいます。また、大量の食品を入れているとドアがきちんと閉まらず、隙間から外気が入ってしまう可能性も。
さらに、冷凍庫に霜ができると冷気が循環しづらくなります。冷却装置から遠い場所にあるものが適切に冷却されなくなってしまうため、ものを入れすぎないようにしましょう。
冷凍庫の中身を少なくすれば、入れたものが冷却されやすくなったり、冷凍食品の賞味期限を把握しやすくなったりします。
電気代だけでなく、買い物での無駄な出費も減らせるかもしれませんよ。
3.サラダ油を塗る
少し意外かもしれませんが、冷凍庫の内側に油を薄く塗ると、ある程度の結露を防止できます。油は、どんな種類でも構いません。
中でも、サラダ油はサラサラとしていて全体に塗りやすく、ニオイも少ないのでおすすめですよ。
冷凍庫の中にサラダ油を塗る方法は、以下の3つです。
サラダ油を塗りすぎると、冷蔵庫内に垂れて食品に付いたり、パッキンが汚れたりする原因となります。サラダ油を塗る際は、量に気を付けましょう。
4.霜防止シートを使う
霜が気になる場合は、市販されている霜防止シートを冷凍庫に貼り付けるのもよいでしょう。
霜防止シートとは、霜をできにくくするためのグッズで、霜取りシートと呼ばれることもあります。ただし、霜を防止することはできても、霜取りが不要になるわけではないので注意してください。
少しでも霜取りの手間を減らしたい人は、霜防止シートの購入を検討してみましょう。100円ショップなどで手に入るので、気軽に試せそうですね。
5.霜取り不要の冷凍庫を購入する
霜取りのための時間が取れなかったり、霜取りをするのが面倒だという人もいるかもしれません。そんな人には、間冷式の冷凍庫がおすすめ。
冷凍庫の冷却方式は直冷式と間冷式の2種類がありますが、霜取りが必要になるのは直冷式のみなので、間冷式を使うといいでしょう。
なお、冷凍庫の中には、霜取りが不要になる自動霜取り機能が付いているものもあります。
霜ができにくい冷凍庫は価格が高く、電気代も多くかかる傾向にありますが、時間や手間を省くことができるのは魅力的です。
予算やライフスタイルなどと照らし合わせて、検討してみてはいかがでしょうか。
冷凍庫の霜取りを定期的に行おう!
※写真はイメージ
冷凍庫の霜取りを怠ると、冷却効率が低下して電気代が上がってしまいます。冷凍庫に霜ができている場合は、放置せずに定期的にお手入れしましょう。
冷凍庫の霜取りは、家にある道具で簡単にできます。しかし、間違ったやり方で霜取りを行うと、冷凍庫に傷が付いたり故障したりする可能性があるため注意しましょう。
また、霜ができる冷凍庫は決まっています。間冷式、または自動霜取り機能の付いた冷凍庫なら霜に悩まされる心配はないので、冷凍庫を買い換える予定のある方はぜひ参考にしてください。
[文・構成/grape編集部]