一人暮らしにおすすめの冷蔵庫を容量別に紹介! 選び方も解説!
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一人暮らし用冷蔵庫をどのように選んだらよいのか、いざ買う時になって迷ってしまった経験がある人もいるでしょう。
よく考えずに購入すると、小さいサイズで食材が収納できなかったり、大きいサイズを購入してスペースが余ってしまったりすることもしばしば。本記事では一人暮らし用の冷蔵庫を容量別に紹介し、選び方についても解説します。
一人暮らしの冷蔵庫の選び方
※写真はイメージ
一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ場合には、サイズ感、便利な機能、自炊するかしないか、などのポイントについて考えるのがおすすめです。
設置スペースや搬入経路を確認してサイズを選ぶ
一人暮らし用の部屋の間取りには、キッチンのスペースが限られていることが少なくないため、幅や奥行きが小さめの冷蔵庫から選ばなくてはいけません。また、基本的に冷蔵庫は放熱スペースが必要なので、壁側や上部に、ある程度の空き部分が必要です。
設置スペースだけではなく搬入経路の確保も考える必要があります。マンションやアパートから冷蔵庫を運び入れる場合、階段や廊下の幅が冷蔵庫より狭いと部屋に入れられません。幅は十分でも、階段の手すりに引っかかる可能性があるのでしっかり確認しましょう。
機能性で選ぶ
冷蔵庫は食材を冷やすだけではなく、いろいろな機能が付いています。冷蔵庫に付いている一人暮らし向きの機能の例がこちらです。
自炊の有無で容量を選ぶ
幅が狭いスリムタイプの冷蔵庫の中でも、できるだけ多めのものを選ぶとよいでしょう。容量を選ぶ目安としては、自炊をするか、しないかによって大まかに分けられます。
自炊をしない人は150ℓ以下
普段料理をしない人、外食中心で食材の管理を最小限にしたい人は、150ℓ未満の冷蔵庫がおすすめ。場所を取らずにワンルームの部屋でも置きやすいでしょう。幅も高さも小さめで、圧迫感もありません。
冷蔵庫によっては、冷凍庫が充実しており、容量が大きく、自動霜取り機能が付いて自分で霜取りする必要がないものがあります。自炊はしなくとも、冷凍食品を活用する場合は、冷凍室を重視するとよいでしょう。
自炊をする人は150ℓ以上
自炊をする人、お弁当を作る人には、冷蔵庫の容量が150ℓ以上のタイプがおすすめ。余った食材や作りおきのおかずの保存もできます。野菜室や卵や調味料、飲みものを立てておくドアポケットやフリーケースも付いていて、収納力抜群です。
冷凍食材や下ごしらえした食材を冷凍保存するにも十分な容量が備わっています。二段式の冷凍庫も多く、整理整頓して食材の仕分けもしやすいです。自動霜取り機能が付いているものも多く、手間が省けますね。
好みのデザインで選ぶ
冷蔵庫というと白や黒色の大きな家電というイメージがあるかもしれません。近年の冷蔵庫は色が豊富でほかの木目の家具と合わせやすいブラウン調のものやゴージャスなゴールド調のおしゃれなものもあります。
高級感のある鏡面仕上げで、部屋の中が広く見えるタイプも人気です。
ハンドル部分がひと昔前のデザインでかわいらしいカラーで、レトロ調の個性的なデザインの冷蔵庫もあります。インテリアの1つとして考えるのであれば、好みのデザインの冷蔵庫を選ぶのもおすすめです。
一人暮らしにおすすめの冷蔵庫
※写真はイメージ
一人暮らしの冷蔵庫の中で、おすすめのものを容量別で紹介します。
100ℓ以下の冷蔵庫
自炊をしない、もしくは、寮住まいなどで必要最低限の食材や飲みものを保存できればいい場合、冷蔵庫は100ℓ以下でも構わないでしょう。おすすめの冷蔵庫を3点紹介します。
『日立』の『R-MR7S HD』
73ℓの右開き冷蔵庫で、2つを縦置きできます。カラーバリエーションはインテリアに合わせてさまざまな色が選択可能です。冷凍室はありません。可動式の棚で酒瓶やペットボトル、缶ビールなど縦置きがしやすく、セカンド冷蔵庫にもおすすめ。
温度は冷蔵と冷暗所の2種類に調節できます。キッチンだけでなく、リビングや書斎、寝室、オフィスに置いてもよくなじむでしょう。
『アイリスオーヤマ』の『IRSN-7A-W』
奥行きが39cm、縦が80cmと、圧迫感がない冷蔵庫。トップテーブルが耐熱仕様で、レンジやトースターをセットして省スペース化もできます。
テレビやタンスと並べて置いても冷蔵庫だけ出っ張ることがなく、部屋に置いても目立ちません。可動棚は前が取り外せ、背の高い瓶や大型のペットボトルを縦置きできます。
静音設計がされ、ベッドサイドに置いても睡眠の邪魔もしないでしょう。同タイプの冷凍庫と並べて置くこともできますよ。
『パナソニック』の『NR-A80D』
1ドアの冷蔵庫で、最上段に製氷室があり、アイスなど冷凍食材の保存はできませんが、12個1皿の製氷皿が付いています。
幅が46cmで、省スペースでシンプルなデザインです。キッチン以外の場所に置いても悪目立ちしません。ドアポケットの下側に大きめサイズの飲みもの、中段に調味料など、上段にバターやチーズなどを置けます。
100ℓ~150ℓの冷蔵庫
100ℓ~150ℓまでの冷蔵庫は、お弁当や買ってきたお惣菜を食べるのが多い人、あまり自炊はしないけれど、冷凍食品を購入する人におすすめのサイズです。おすすめの3つの冷蔵庫を紹介します。
『アイリスオーヤマ』の『IRSD-13A-W』
横幅47cmのスリムタイプの冷蔵庫で、一人暮らし用の部屋のキッチンにも設置できます。高さ124cmで小柄な人でも中身を見渡せて出し入れもしやすいでしょう。冷凍室は2段に分かれ、クリアケースの引き出し式で整理整頓ができます。
急速冷凍もでき、食材の出し入れで扉を開ける時間が長くても安心。静音設計で、ベッドやテレビに近い場所に設置しても音が気になりません。
『三菱電機』の『MR-P15J』
キッチンの雰囲気やほかのラックや茶だんすなどの色と合わせて、マットホワイトとマットチャコールのカラーが選べます。耐熱仕様の天板で、一人暮らし用のキッチンでも電子レンジを置く場所が確保でき、とても便利です。
ドアポケットが大きめで、ペットボトルの収納もしやすいでしょう。冷凍室は大きめサイズで、まとめ買いや作りおきの惣菜を冷凍保存したい人、冷凍食品をよく使う人にもおすすめです。
『ツインバード』の『HR-F915』
冷凍庫と冷蔵庫の容量がほぼ半々の冷凍冷蔵庫です。冷凍食品をよく購入する人、作り置きおかずや下ごしらえを保存したい人に向いています。冷蔵室は可動式の棚を調節して、鍋やサラダボウルを丸ごと入れることもできますよ。
冷凍室にはスーパーのレジカゴ約2個ぶんの収納が可能。食パンやボックス型のアイス、冷凍うどんなどのかさばるものも収納しやすいです。週に一度か二度のまとめ買いをする人にもおすすめです。
150ℓ~200ℓの冷蔵庫
自炊する機会の多い人、料理が好きでお弁当を作るという人は最低でも150ℓ~200ℓの冷蔵庫がおすすめ。代表的な冷蔵庫を3つ紹介します。
『アイリスオーヤマ』の『IRSN-15B-HA』
冷蔵室が大きめな冷蔵庫で、冷蔵庫での保管に向く食材を多めに準備したい人におすすめ。買い置きやストックがしやすくなります。また、扉に操作パネルがあり、冷蔵庫の扉を開閉せずに運転モードの設定ができますよ。庫内の温度変化を防止でき、省エネにもなります。
急冷モードが使えば、常温の食材を入れても、すぐに冷やせて便利。冷蔵室と冷凍庫と分けて使えて、急冷後は自動的に通常運転に戻ります。
『東芝』の『GR-V15BS』
冷蔵室は110ℓと大きめで、野菜などを入れられるケースのほか、3段の可動式の棚が付いて収納しやすく工夫されています。
ドアポケット部分には大きめの飲みものを入れることが可能。仕切りの付いたチューブスタンドもあり、散らばりがちな調味料もすっきりと整頓できますよ。冷凍室は上部にスライドケースがあり、こまごましたものも出し入れがしやすいです。
『パナソニック』の『NR-B16C1』
電気代の節約につながる省エネの冷蔵庫で、環境にも優しいといわれています。マットでツヤが控えめのため、キッチンはもちろん、リビングにも置きやすいでしょう。ベッドに近い所に冷蔵庫を置く場合にも冷蔵庫の稼働音が気になりません。
フラットな冷凍庫の収納スペースは従来の冷蔵庫の1.2倍ほどで、多めにストックしたい人も満足できるはず。冷凍庫の深型ケースは、厚みの少ない冷凍食品でも縦置きができ効率よく収納できるでしょう。製氷皿や小売を保存する容器を使って仕切りにもできます。
200ℓ~300ℓの冷蔵庫
自炊とともにお弁当をよく作る人、スーパーのまとめ買いや作り置きが多い人は、野菜室やチルド、自動製氷などの機能が備わった冷蔵庫が向いています。
ドアも2ドアや3ドアのものがあり、冷蔵室と野菜室が分けられているものも多く、いろんな食材をそれぞれに向いた温度で保存できます。
『AQUA』の『AQR-20P』
設置する時、背面にスペースがなくてもぴったりと密着できる冷蔵庫です。大きい冷蔵庫を置くスペースを十分に空けられない場合におすすめ。
冷蔵室には棚に強化ガラスが使われ、重い鍋をそのまま置いても歪む心配がありません。冷凍室は3段タイプになり、冷凍食品や作り置きおかず、下ごしらえした食材などを整頓して置けます。
『ハイアール』の『JR-SX21A』
幅が45.3cm、高さが177.5cmでスリム設計の冷蔵庫です。壁から4mm離すだけで設置できるため、ワンルームやミニキッチンの住まいでも十分に確保できます。
スリムでありながら、冷蔵室にはペットボトルが収納でき、冷凍室は3段で引き出し式のため、きれいにしまえるでしょう。
『シャープ』の『SJ-PD28K』
生鮮食品に対応したチルドルーム、野菜の長持ちに効果的な野菜室など、肉や魚、野菜をまとめ買いして新鮮に保存したい人に向いている冷蔵庫です。
除菌された冷気が庫内を巡るため、衛生的で安心して保存できるでしょう。節電モードにもなり、電気代を抑えることもできますよ。
自分に合った冷蔵庫を選ぼう
冷蔵庫は大きな買いものです。必要なところは妥協せずに、自分に合う冷蔵庫を選びたいですよね。設置スペースや機能についてだけではなく、自炊や作り置きはするか、まとめ買いをするかどうか考えて、適切な容量を選ぶことも大切ですよ。
※2024年5月現在の情報です。公開から時間が経っている場合は、一部商品が欠品、もしくは終売している可能性があります。ご了承ください。
[文・構成/grape編集部]