ぬいぐるみを処分する方法7選! 手放す際の3つのポイントも解説
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「ぬいぐるみを処分したいけど、方法が分からずに困っている」「ぬいぐるみがかわいそうな気がして捨てにくい」と、お悩みの人がいるのではないでしょうか。
ぬいぐるみは、燃えるゴミとして処分できる可能性があります。しかし、大きなぬいぐるみや金属が内蔵されているものは、燃えるゴミとして処分できないので要注意です。
そこで本記事では、不要になったぬいぐるみを処分する方法を紹介します。ゴミとしてではなく、寄付したり売ったりする処分方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ぬいぐるみを処分する方法7選
この章では、ぬいぐるみを処分する方法を7つ紹介します。
捨てる以外の処分方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
燃えるゴミとして処分する
ぬいぐるみをゴミ袋に入れることに抵抗がなければ、燃えるゴミとして処分しましょう。
しかし、家庭に子供がいる場合は要注意です。ゴミ袋に入ったぬいぐるみを見て、子供がショックを受ける可能性があります。
紙袋に入れて、ぬいぐるみだと分からないようにして捨てるなどの配慮が大切です。
また、以下のぬいぐるみは燃えるゴミとして処分できないケースが多いです。
1辺が30cm以上ある大きなぬいぐるみは、粗大ゴミとして扱う必要があります。小さくカットすれば燃えるゴミとして処分できますが、抵抗があるなら粗大ゴミとして扱いましょう。
機械が内蔵されているぬいぐるみは、不燃ゴミとして処分しなければなりません。ただし、機械を取り外せば、燃えるゴミとして処分可能です。
知り合いに譲る
友人や知人に譲ることも、ぬいぐるみを処分する方法の1つです。ぬいぐるみを無料で手放せるだけでなく、引き続き使ってもらえる点もメリット。
また、相手に喜んでもらえる可能性があります。燃えるゴミなどで処分する前に、子供がいる知り合いやぬいぐるみが好きな友人に連絡してみましょう。
ただし、ぬいぐるみが汚れているなら、譲らないほうがいい可能性があります。
渡す際にぬいぐるみが汚いと、印象が悪いです。洗ったりクリーニングに出したりするなど、手入れをしてから相手に譲りましょう。
児童施設や自治体に寄付する
ぬいぐるみの処分に困った際は、児童施設や自治体への寄付を検討しましょう。
自分にとってはいらないぬいぐるみも、必要としている人がいる可能性があります。社会貢献にもつながるため、処分に困った際は寄付することも考えてみてください。
例えば、以下のような団体がぬいぐるみの寄付を受け付けています。
ただし、寄付する際に送料がかかるケースがあるので、注意が必要です。また、子供の遊ぶおもちゃが不足している幼稚園や保育園が、寄付を呼びかけているケースもあります。
近くの幼稚園や保育園がぬいぐるみの寄付を募集していたら、連絡してみてもよいでしょう。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップで売れば、ぬいぐるみをお金に変えられる可能性があります。ゴミとして処分するよりも、心理的なハードルが低い点がメリット。
以下のぬいぐるみは、リサイクルショップで高く売れる可能性があります。
汚れやホコリを落としておき、きれいな状態で売ると査定金額も高くなるでしょう。しかし汚れがひどかったり、糸がほつれていたりすると、売れない可能性が高いです。
また、ノーブランドのぬいぐるみも売れにくい傾向にあります。ぬいぐるみの状態によりますが、利益はあまり期待しないほうがよいでしょう。
汚れが少なかったり、大量に処分したかったりする場合に、おすすめの方法です。
オークションサイトやフリマアプリに出品する
オークションサイトやフリマアプリに出品すれば、不要なぬいぐるみを販売可能です。写真撮影や発送などの手間はかかりますが、利益が得られるのが魅力です。
希少性の高いぬいぐるみや人形を持っていた場合、コレクターが通常よりも高い値段で買ってくれる可能性も。
また、自分で価格を設定できるのもメリット。リサイクルショップで買い上げてもらうよりも高い価格で出品可能です。
出品する前にぬいぐるみをきれいな状態にしておくと、高価格で売れる可能性が高まります。しかし、売れるまでに時間がかかる点がデメリットです。
必ず売れるとは限らないため、すぐにでもぬいぐるみを処分したい人には向かない方法といえます。
オークションサイトやフリマアプリに出品する際は、ぬいぐるみの状態を偽りなく説明するのがポイントです。虚偽の情報を掲載すると、購入者からクレームを受けることがあります。
お金がかかわることのため、大きなトラブルになりかねません。購入者とのトラブルを未然に防ぐためにも、出品時はぬいぐるみの状態を正しく記載しましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者は、家具・家電だけでなく、ぬいぐるみも回収してくれます。ぬいぐるみのほかにも、不要なものがあれば回収してくれるため、非常に便利です。
不用品回収業者を選ぶ際は『一般廃棄物処理業許可』を取得している業者かどうか確認しましょう。
『一般廃棄物処理業許可』を取得していない業者は、悪徳である可能性があり、不法投棄される恐れもあるため要注意です。
また、業者によって料金が異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、内容と金額を比較してから決めましょう。急な引越しなどで、ぬいぐるみを処分する時間がない人におすすめの方法です。
神社やお寺で供養する
ぬいぐるみをゴミとして出すことに抵抗がある人は、神社やお寺で供養しましょう。『お焚き上げ』という、ぬいぐるみや人形の供養を実施している神社やお寺があります。
お焚き上げを実施している神社やお寺の一例は、以下の通りです。
神社やお寺で供養する際には、2千円以上の費用を支払うケースが多いです。お焚き上げをお願いするぬいぐるみの量が多いと、費用がかさみます。
また、担当者が不在の時は、ぬいぐるみを受け取ってもらえないことも。不明点がある場合は、事前に連絡して聞いておきましょう。
ぬいぐるみを処分する際に供養する必要はない
ぬいぐるみを処分する際に、供養する必要はないです。供養しなかったからといって、バチが当たったり、法に触れたりすることもありません。
供養するかしないかは、個人の判断に委ねられます。捨てることに抵抗がなければ、燃えるゴミとして処分可能です。
しかし、日本では昔から人形には魂が宿ると考えられています。「愛着があるぬいぐるみはしっかり供養してから処分したい」と、考える人も少なくありません。
そのまま処分するのは気が引ける人は、ぬいぐるみを塩でお清めしてから処分するのがおすすめです。
ぬいぐるみをきれいに洗ってから、本体に塩をふりかけたり、ゴミ袋に塩を入れたりしてお清めをしましょう。塩でお清めするだけで供養は完了するため、処分する際の費用はかかりません。
また風水の観点からすると、ぬいぐるみの顔を布や紙で包んでから処分するとよいとされています。顔を隠すことで、処分する際の罪悪感を軽減できるでしょう。
ぬいぐるみを処分する際の3つのポイント
この章では、ぬいぐるみを処分する際の3つのポイントについて解説します。
ぬいぐるみの処分を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
自治体の分別ルールに従って処分する
ぬいぐるみをゴミ収集場やクリーンセンターなどの自治体で処分する際は、分別ルールに従いましょう。基本的に、燃えるゴミとして処分可能です。
しかし、以下のようなぬいぐるみは、燃えるゴミとして出せない可能性があります。
粗大ゴミや不燃ゴミとして出すなどの対応が必要です。間違った方法で処分すれば、回収してもらえずにトラブルに発展するケースもあります。
自治体の公式ホームページで、ゴミの分別ルールを確認しておきましょう。
また、地域のゴミステーションや回収場所に置いておく場合は、捨てているのがぬいぐるみだと分からないようにすることが大切です。
ゴミ捨て場に捨てられているぬいぐるみを見た子供たちが、ショックを受ける可能性があります。必ず行わなければならないわけではありませんが、ぬいぐるみを捨てる際は、周囲への配慮も大切です。
人に譲る時はきれいな状態にしておく
ぬいぐるみを寄付したり、友人に譲ったりすることを考えている人は、きれいな状態で渡しましょう。
汚れやほこりが付いていると、受け取った相手が不快に感じてしまいます。生地が傷まないように気を付けながら、以下の手順でぬいぐるみを洗いましょう。
柔軟剤を入れたお湯に浸けることで、ふわっとした仕上がりになります。型崩れしないように、優しく洗うのがポイントです。
ぬいぐるみを洗濯したりクリーニングへ出したりして、きれいな状態で譲りましょう。
処分する前に写真を撮っておく
愛着があったり、お気に入りだったりした大事なぬいぐるみを処分する際は、写真を撮っておきましょう。写真を撮っておけば、処分した後もぬいぐるみの思い出をいつでも振り返られます。
ただ処分するよりも、写真で残しておいたほうが心理的に楽にもなる可能性も。ぬいぐるみに思い入れがある人は、大事な思い出を忘れないためにも、処分する前に写真を撮っておきましょう。
心残りがない方法でぬいぐるみを処分しよう
ぬいぐるみを処分する際は、心残りがない方法を選択しましょう。心残りがあると「本当にあの捨て方でよかったのか」と悩み、気持ちが落ち込んでしまうことも。
例えば、日常で起きた不幸が「ぬいぐるみを供養しなかったせいかも」と考えてしまうなら、お焚き上げをお願いすることをおすすめします。
バチが当たったり、呪われたりすることはないですが、不安なら神社やお寺で供養してもらうことも1つの方法です。
また風水の観点からすると、不要になったものは捨てたほうが運気が上がるとされています。
ぬいぐるみを処分することで運気が下がる心配もありません。ゴミとして処分するだけでなく、人に譲ることも可能なので、心残りがない方法でぬいぐるみを手放しましょう。
[文・構成/grape編集部]