急須の蓋の穴って何のため? 意外なメリットに「そういうことか」
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- 出典
- 大井川茶園 公式ブログ
今ではペットボトルや粉末タイプ、ティーパックなど気軽に味わえますが、やっぱり急須で淹れたお茶は格別ですよね。
そんな急須ですが、どうやって蓋を置いていますか。何気なく置いていたら、かなりもったいない! 実は、急須の蓋には正しい置き方があったのです。
急須は蓋が命 味・色・風味をアップさせる置き方とは
急須の蓋の正しい置き方を紹介していたのは、静岡県を代表するお茶メーカーの大井川茶園さん。実は急須の蓋にある「穴」が、とても重要な役割を果たしているのだそう。
この小さな穴、お茶を急須内から出すために作られた、ただの空気の抜け道だけではなかったのです。
その大きな役割を、このように解説しています。
つまり、穴があることで急須内に空気が取り込まれ、対流が起こります。その対流のおかげで茶葉が広がり、抽出されるという仕組みです。
そのためには、より対流を生み出すことが重要になってきます。そのカギを握るのが穴の位置です。大井川茶園さんは穴の位置を次のように解説しています。
※写真はイメージ
つまり、穴は注ぎ口の一番近い場所に置く。それが急須でお茶を美味しく淹れるための鉄則だったのです。
誰もが見過ごしがちな急須の穴。こんなにも知られざる大きな役割があったなんて驚きですよね。
会社や家庭で、お茶を淹れる時があったらぜひお試しください。
[文・構成/grape編集部]