『ふなっしー』の献身的な東北支援! 小さなミシン工房への想い
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千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ『ふなっしー』
かわいらしい外見と、ゆるキャラとは思えない激しい動きが人気の梨の妖精です。
そんなふなっしーですが、実はブレイクする前から東日本大震災復興に向けて支援を続けていることは、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。
ふなっしーからの依頼
2011年3月11日に起こった東日本大震災。
未だ仮設住宅で暮らしている方や、安定した収入が得られない方、不便を強いられている方が多くいらっしゃいます。
そんな中、ふなっしーが支援しているのは、宮城県南三陸町にある小さなミシン工房。
東日本大震災で被災した女性たちが、ミシンを通して生きがいを見つけるために、ボランティアと一緒に立ち上げた団体です。
とはいえ、すぐに多くの仕事が工房に舞い込んでくることはなく、経済的に苦しい状況が続いていました。そんな時、まだブレイクしていなかったふなっしーが、オフィシャルグッズである『分身ふなっしー』の定期制作を依頼したのです。
その数ヵ月後にふなっしーがTVCMをきっかけに大ブレイク。グッズもたくさん売れるようになり、小さなミシン工房に安定した仕事が供給されるようになりました。
ふなっしーがミシン工房を訪れている動画がありますので、ご覧ください。
復興支援への想い
分身ふなっしーは、ミシンを使って工房の皆さんが手作りしています。海外の工場に依頼すれば、もっと安価で大量に作ることも可能ですが、全てはふなっしーの「被災地の復興支援のため」という想いによるもの。
また、この分身ふなっしーの売上の一部は『公益財団法人みちのく未来基金』という、東日本大震災で親をなくした子どもたちへの学業支援基金に寄付をしています。
ふなっしーの支援総額は、2014年4月時点でなんと1500万円にも上るそうです。
ふなっしーは様々な企業とコラボしてイベントなどを行っていますが、相手に被災地への寄付を条件にしていることがあります。その変わらぬ復興支援の想いに頭が下がります。
震災から5年近くの月日が経ち、次第に薄れつつある支援の声。ふなっしーのこの想いは、私たちに継続した支援の大切さを教えてくれますね。改めて私たちにできることは何かを、考えさせられました。