スーパーで「ストローください」といわれた店員 焦った理由が?
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クリエイター
あとみ
ショッピングモール内のスーパーマーケットで働きながら、温かみのある絵で接客業や店にまつわるエッセイ漫画を描いている。
blog:きらきらレジ日記
instagram:yumekomanga

ただの検査結果じゃない!店員の優しさを感じる、メッセージ付き用紙が話題に世界の中で日本は、接客業のホスピタリティが高いといわれています。 マニュアルに縛られない、店員の臨機応変な対応は、客の気分をよくしてくれるでしょう。 メガネ店で新しいフレームを探していた、なつめ(@sauntm)さん。 ...

客「荒んだ心に染み入りました」 スーパーの『ご意見カード』に書かれていたのが?まぐろ(@35nekoneko35)さんがスーパーの『イオン』に訪れた時のこと。 店内に設置してあった、客が店に意見を伝えられる『ご意見うけたまわりカード』に目が留まったといいます。
- 出典
- yumekomanga
近年、あらゆる場面で耳にするようになった『SDGs(エスディージーズ)』という言葉。
『持続可能な開発目標』を意味しており、地球の環境保護や人権教育の推進、福祉や健康の啓発といった、世界をよりよくする活動を掲げています。
日本も『SDGs』に取り組んでおり、政府や企業、団体などが、さまざまな工夫を行っているのです。
久しぶりに復帰した、スーパーマーケットの店員が驚いた理由
スーパーマーケット(以下、スーパー)で働いており、接客業に関するさまざまなエピソードを漫画で描いている、あとみ(yumekomanga)さん。
私情により、スーパーでの接客業から数か月間ほど離れていましたが、以前働いていた職場で仕事を再開するようになりました。
以前の感覚を取り戻すべく、仕事に励んでいたあとみさんですが、数か月前との変化に驚かされたといいます。
スーパーやコンビニエンスストアなどの飲食物を取り扱う店では、食事に使用するスプーンや箸などをサービスする店がほとんど。
あとみさんの勤めるスーパーでも、そういったサービスは行っていたのですが、この数か月間でストローの提供が中止になっていたのです!
2020年、ゴミに関する環境問題を改善するため、プラスチック製買物袋(通称:レジ袋)の有料化が開始。それに合わせて、きっといろいろな店で袋以外のサービスが有料化したり、廃止されたりしたのでしょう。
『SDGs』を推進する現代ならではといえる、あとみさんの体験談に、店員と客の立場からさまざまな声が寄せられています。
・出先で飲むことの多い客としては、ストローは置いておいてほしい…!
・これ、地味につらい。こうなったら、ストローを持ち歩かなくてはならないのか…。
・あるある!お客さんにどうやって説明しようかと、焦る。
プラスチック製ストローの廃止を受け、マイバッグならぬ『マイストロー』を持ち歩いている人は増えてきている模様。
とはいえ、持ち物が増えてしまったり、これまで当たり前のように受けていたサービスが廃止されたりしたことは、利用者の負担につながっているでしょう。
多くの客が、レジ袋などの提供廃止を受け、苦労をしながらも工夫を施しているようです…!
[文・構成/grape編集部]