路上で命の炎が消えかけていた野良犬 1年後の姿に驚く 「とてもかわいい」
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- 出典
- wcpdogrescue
カナダのバンクーバーに、ハンナさんとゾーイさんという、大の犬好きの女性がいます。
友人同士である2人は2022年に、非営利の犬の保護組織『ウエストコースト・ポウズ・ドッグ・レスキュー』を設立。
主にメキシコで家族を必要としている犬たちに、カナダで里親を見つける活動を行っています。
2日間倒れたままだった高齢犬
2023年11月、『ウエストコースト・ポウズ・ドッグ・レスキュー』のInstagramに1匹の犬の写真が投稿されました。
8歳のシュナウザーとプードルのミックス犬のグレイくんは、同年初めにメキシコシティからほど近い町で発見されたそう。
現地の保護団体の人が救助に来た時、グレイくんは栄養失調で丸2日間起き上がることもできず、体はノミだらけでハエがたかっていたといいます。
幸い、手遅れになる前に助けてもらったおかげで、グレイくんは少しずつ回復していきました。
投稿では、そのグレイくんについに里親ができたことが報告されたのです!
3枚目の写真が保護された時のもの。すっかり健康になった現在の姿と比べてみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
発見された時のグレイくんは、まるで命の炎が消えかかっているかのよう。
それが今ではこんなに嬉しそうな表情を見せるようになりました。
グレイくんは保護された当初は臆病で、人に触られるのを嫌がっていたのだとか。
しかし、今では信頼できる人になでてもらうのが大好きなのだそうです。
2024年2月現在、グレイくんはバンクーバーで家族と一緒に暮らしています。
飼い主さんのことが大好きなグレイくんは、飼い主さんと離れていると大きな不安を感じる『分離不安症』になってしまったとのこと。
そのため飼い主さんは3分以上、グレイくんをひとりぼっちにしないように努めているそうです。
これらの投稿には「テディベアみたいでとてもかわいい犬だ」「よかったね。新しい家族と幸せに長生きするんだよ」などの声が上がっています。
グレイくんは人を怖がっていたことや分離不安症であることから、もしかすると過去に虐待や飼い主との別れなどつらい経験をしたのかもしれません。
里親になった人はグレイくんの行動がトラウマによることを理解した上で、グレイくんにたっぷりと愛情を注いでいるのだとか。
犬の8歳は高齢ですが、まだまだ元気に生きられる年齢です。
つらい経験をした分、グレイくんがこれからは毎日幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]