ホットケーキミックスやお好み焼き粉の『ダニ』に注意! 保管はココで
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水筒に絶対入れないで 企業の呼び掛けに「ダメだったのか…」「これはやりかねない」2025年5月1日、キッチン道具を製造、販売する和平フレイズ株式会社がXアカウント(@waheifreiz)を更新。『水筒に入れてはいけないもの』について、注意を呼びかけました。
ふんわりおいしく、お家でもカンタンに作れる、お好み焼きやホットケーキ、ココアの粉。
おいしく食べた後、量が多いので残してしまうこともありますが、袋の口を縛って、そのまま台所の下などに保管することは、あまり良くないと言われています。なぜなのでしょうか?
お好み焼き粉やホットケーキミックスは、使う頻度の低さから長いこと放置しがち。
賞味期限が切れていないからと使ってしまうと、アレルギー症状(アナフィラキシーショック)をきたし、皮膚のかゆみや、じんましん、呼吸困難などの症状を引き起こし、危険な状況にいたることも…。
その原因は繁殖した『ダニ』
台所の下は暗くて適度な湿度があり、ダニの繁殖にうってつけの場所。ハウスダストのダニとして知られる『コナヒョウヒダニ』や『ケナガコナダニ』の住処になってしまうのです。
特にでんぷんやタンパク質、旨み成分等を含む、お好み焼き粉やホットケーキミックスは、ダニの格好のエサになります。
こちらの動画は、お好み焼き粉を、台所の保管場所に放置した際の実験映像です。虫を見るのが苦手な方は閲覧注意です。
二週間で繁殖しはじめ、一ヶ月ほどで大量のダニが繁殖。お好み焼き粉が、かすかに動いて見えるほどに。
封をしていても、ダニは体長が0.3~0.5ミリと非常に小さいので、隙間から入り込んでしまいます。また、袋の外側に粉が付着していると、そこで繁殖が起こり、開封時に中へ混入してしまうことも想定されます。
どこに保管すべきか?
短期間で使い切れば一番良いのですが、一人暮らしなど、一度に使いきることが難しい場合があります。そんな時は、冷蔵庫で保管するのが良いようです。
東京都福祉保険局 ーより引用加熱してもアレルギーの元となるダニアレルゲンは消えないので、繁殖させないようにすることが重要です。
意外なものがアレルギーを引き起こす原因になるなんて怖いですね。もし、粉ものを食べきらずに1ヶ月以上保管していた方は、新しいものを用意し、今後は冷蔵庫に保管した方が賢明かもしれません。