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お酢は常温で保存できるの? メーカー公式サイトの回答に「参考になった」

By - COLLY  公開:  更新:

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ラベルが剥がされたお酢の瓶

※写真はイメージ

血糖値の上昇抑制や疲労回復など、さまざまな健康効果が期待できる『酢』。調味料として使えばさっぱり食べやすく、食欲増進効果も期待できるでしょう。普段から積極的に活用したい酢ですが、どのように保管するのがベストなのでしょうか。

製造元として知られる株式会社Mizkan(以下、ミツカン)の公式サイトより紹介します。

基本のお酢は『常温保存』でOK

ミツカン公式サイトでは、ユーザーから寄せられる質問に対する回答を掲載しています。注目するのは「お酢は常温で保管できますか?」という質問です。これに対して、ミツカンでは以下のように回答しています。

穀物酢、リンゴ酢や純玄米黒酢などの酢(糖分や塩分を加えていないお酢)

常温で保管いただけます。直射日光を避けて、なるべく涼しいところで保存してください。夏場など、気温が高い時期は冷蔵庫での保存をおすすめします。開封後はキャップを必ず閉めて立てて保存してください。

ミツカン ーより引用

ミツカンによると、基本のお酢は常温保存が可能とのこと。直射日光や激しい温度変化を避けるため、パントリーや戸棚の中で保存するとよいでしょう。夏場は冷蔵庫に入れたほうがよいというアドバイスも、ぜひ頭に入れておいてください。

ちなみに、なぜ開封後のお酢を常温保存できるのかというと、強い防腐力と殺菌力を持っているから。らっきょうやピクルスを漬ける際にお酢が使われるのも、この防腐力と殺菌力で食材の腐敗の進行を抑えてくれるためです。

開封後に再発酵が進んで白く濁ったり浮遊物が発生したりすることはありますが、基本的に腐敗はしません。ただし風味は変わってしまうので、料理とは別の場所で使い切るとよいでしょう。

糖分や塩分を加えたお酢の保存方法は

基本のお酢とは保存方法が異なるのは、糖分や塩分を加えて作られている製品です。ミツカン製品を例に挙げると、以下のようなアイテムがこちらに分類されます。

・カンタン酢

・すし酢

・やさしいお酢

これらの製品については、常温ではなく冷蔵保存が基本とのこと。開封後は必ず、冷蔵庫内で保存するようにしてください。すし酢だけは、例外的に常温保存も可能です。冷蔵庫内のスペースや、季節なども考慮しながら保存場所を決定しましょう。

お酢の保存方法について、自信が持てないままなんとなく冷蔵庫に入れていた…という人も多いのではないでしょうか。基本のお酢であれば、実は常温保存が可能です。自宅にあるお酢の種類にも注目しながら、保管場所を決定してみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典
ミツカン

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