毛布と布団、どっちが上だとあたたかい? 警視庁公式Xの投稿に「勉強になった」
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- 出典
- @MPD_bousai
冷える夜には、あたたかな布団や毛布などの寝具が欠かせません。
羽毛布団と化学繊維の毛布はどちらもよく使われる寝具ですが、こうした寝具は重ねれば重ねるほどあたたかいものと考えがちですが、実は、掛ける順番によって感じるあたたかさが異なります。
警視庁警備部災害対策課の公式X(旧:Twitter)アカウントから、一番あたたかい羽毛布団・化学繊維の毛布の掛け方をご紹介します。
布団や毛布は掛ける順番であたたかさが変わる
布団や毛布などの寝具を掛ける順番によって感じるあたたかさが変わることをXで発信しているのは、警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)です。
あたたかな布団の掛け方に関する知識は、普段の生活ではもちろん、停電などが原因で暖房が使えない災害時や、寒い避難所生活をしなければいけなくなった時にも必要なものです。
一番あたたかい布団の掛け方を覚えて、日頃の安眠やもしもの時の備えに役立てましょう!
毛布は上! 一番あたたかい布団の掛け方
複数の寝具の掛け方として、毛布の上に布団を重ねて眠るという人も多いのではないでしょうか。確かに、ふわふわと毛足の長い毛布が肌に触れているほうが、あたたかく感じられそうな気がします。
しかし、これは布団と毛布の持つ保温効果を引き出せる掛け方ではありません。
毛布と布団を逆にして、体に直接触れる寝具を布団にし、その上に毛布を重ねたほうがあたたかく眠れます。
※X上で投稿を確認できます。
なぜ毛布を上にするべきなのかというと、『布団を直接体に触れさせるため』。
そもそも羽毛布団は、寝ている人の体温によってふくらみ、より保温性が高くなるという性質があります。つまり、寝ている人の体温がダイレクトに伝わるよう、直接体に触れさせたほうが、よりあたたかい状態で眠れるというわけです。
布団と体の間に毛布が挟まってしまうと、毛布が体温をシャットアウトしてしまい、布団の保温性を高めることができません。
布団の上に毛布をかけるようにすると、体温と布団とで保温しているあたたかな空気が逃げないようにしっかり閉じ込めてくれるため、一層あたたかく感じます。
まずは毛布、そしてその上に掛け布団を掛けるというイメージが根強いですが、本当にあたたまるのは先に掛け布団、その上に毛布という順番です。
寒くてなかなか寝付けないという人は、ぜひ寝具の使い方を見直してみてください。
[文・構成/grape編集部]