車のエンジンがかからない ボンネットを開けると…?「嬉し涙が出た!」
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アメリカに住む男性が、数か月間乗っていなかった自家用車に乗ろうとしたところ、エンジンがかかりませんでした。
仕方なく彼はメカニックの知人に修理を依頼することに。車はレッカー車で修理工場に運ばれました。
そしてボンネットを開けたメカニックの男性はびっくり。
なぜなら、エンジンルームの中から6匹のリスの赤ちゃんが見つかったからです!
エンジンルームには母リスが枯葉などで作った巣があり、そこで子育てをしていたことが分かりました。
リスの赤ちゃんを助けてあげたい!
リスたちを助けたいと思った彼らは、地元で野生動物の保護活動をしているカレンリン・ストラッチャー(wildliferehab_kl)さんに連絡。
6匹の赤ちゃんを母リスと再会させるための作戦を実行することにします。
彼女たちは男性の車をもともとあった場所に戻して、そのすぐそばに赤ちゃんたちが入った箱を置きました。
果たして、この作戦はうまくいったのでしょうか。こちらをご覧ください。
待っていると母リスがやってきて、我が子を探し始めます。
そして赤ちゃんたちが箱の中にいることに気付くと、1匹ずつ順番に近くの木の上にある巣に連れて行きました。
カレンリンさんによると、母リスは必ず2つ以上の巣を作っているのだそう。
こうして、母リスは6匹の赤ちゃんすべてを新しい巣に連れて帰ることができたのです!
リスの親子が無事だったことに、動画を見た人たちからは、喜びの声が上がりました。
・車のエンジンがかからなくてよかった…。
・嬉し涙が出たよ!これ以上ない最高のハッピーエンドだね。
・貴重な小さな生き物を大切にする人たちがいることに感謝します。
男性たちがカレンリンさんに連絡をして、リスたちを助ける過程では、時間も手間もかかったはず。
このような場合、何よりも車の修理代を心配したり、すぐに車が使えないことにいら立ったりする人もいるかもしれません。
しかし車の持ち主の男性は、車のダメージよりも赤ちゃんリスたちの安全だけを気にかけていたそうで、カレンリンさんに喜んで協力してくれたのだとか。
彼女は「この親切で忍耐強い男性が、赤ちゃんたちをお母さんの元に返してくれてとても感謝しています。母リスもきっと同じ気持ちでしょう」とつづっています。
心優しい男性たちとカレンリンさんのおかげで、リスの親子が無事に再会できてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]