「こんなところに置き去りにされて」 保護犬が見つかった場所とは…?
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
アメリカのアリゾナ州の山で、男性がハイキングをしていた時のことです。
誰もいない自然の中で、彼は視線を感じたのだそう。
周りを見渡した男性は、目を疑いました。
小さな穴に隠れるようにして横たわっている1匹のメス犬がいたのです。
犬の被毛の色が周りの土とそっくりだったため、簡単に見落としてしまいそうだったといいます。
男性はすぐに地元の動物保護団体『アリゾナ・ヒューメイン・ソサエティ』に連絡して、助けを求めました。
スタッフのラシーさんとトレイシーさんが到着するまでの約2時間、心優しい男性はずっと犬のそばで待っていたのだそう。
犬は人に対して落ち着いていましたが、穴から出ようとはしませんでした。
到着したラシーさんがリードを引っ張って犬を助け出し、水をあげると、すごい勢いで飲み始めたのだとか。
乾燥したアリゾナの砂漠地帯で、ノドがカラカラだったのでしょう。
犬は足に傷があり、体も弱っていたため、歩くのを嫌がっていました。
そのため、彼女たちは犬を赤ちゃんのように抱きかかえて山を下りたのです。
ハイカーの男性は、美しい瞳が印象的なこの犬を『ブライトアイズ(輝く瞳)』と命名しました。
ブライトアイズちゃんはかなり痩せていて、脱水症状を起こしていましたが、治療を受けて回復。
そして数週間後、元気になったブライトアイズちゃんに里親が決まったのです!
これらの投稿には、ブライトアイズちゃんの救助に関わった人たちへの称賛の声が上がりました。
・なんて愛らしい犬なんだろう。助けてくれたみなさん、ありがとう。
・涙が出た。ハイカーの男性もスタッフの女性たちもみんなヒーローだ。
・かわいそうに。こんな場所に置き去りにされるなんて。
・見つかった時の犬が悲しそうな目をしているね。
ラシーさんは「この犬は最期まで、あの場所にいるつもりだったのでしょう。そしてこのいい人が犬の命を救ったのです」と語っています。
ブライトアイズちゃんは極度の栄養失調と脱水症状で、歩く体力もなかったといいます。
この日、ハイカーの男性が見つけなければ、最悪の結果になっていたかもしれません。
九死に一生を得たブライトアイズちゃんが、新しい家族と幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]