暑い日、母親が外で『意識混濁』に 救急車を待つ女性の前に現れたのは…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
暑さが厳しくなってきた、2024年6月下旬。
amy(@daisukiechan)さんがXに投稿したエピソードが、大きな反響を呼んでいます。
道端で母親が意識混濁…そこに現れたのは
ある暑い日、投稿者さんは母親と一緒に外出していました。
しかし、母親の体調が急変。道端で倒れてしまったといいます。
投稿者さんは必死で身体を抱えましたが、母親は意識混濁の状態。「助けてください!」と周囲に向かって叫んだそうです。
その声を聞いて、駆け付けたのは…ヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)の葛飾柴又営業所の人たちでした!
※写真はイメージ
営業所の人たちは、保冷剤などを持ってきたほか、気泡緩衝材で寝る場所を作ったり、資材を持って日陰になるようにしたりと、協力してくれました。
また、救急車が到着するまでに投稿者さんのことを励まし続けてくれたといいます。
営業所の人たちの助けもあって、投稿者さんの母親は、その後無事に回復。投稿者さんは搬送の当日に営業所までお礼を伝えに行き、後日改めて本社にもメールを送ったそうです。
※写真はイメージ
感謝の気持ちがあふれた投稿者さんは、この出来事を「一生忘れません」とつづっていました。
投稿は反響を呼び、なんと20万人以上が『いいね』を寄せています。
・お母様がご無事で何より。クロネコヤマトの方々の対応が素晴らしくて感動した!
・さすがクロネコヤマト。素敵な話をありがとう。
・日本もまだまだ捨てたものではないと思った。
・クロネコヤマトの従業員の方たちは本当に素晴らしい人たちばかり。私たちも再配達などの負担を減らして、少しでも貢献したい。
なお投稿者さんによると、営業所の人たちのほかにも、親身になって助けてくれた男性がいたとか。
たまたま自転車で通りかかった男性は、投稿者さんと母親を見かけて、救急車が来るまでの時間、ずっと付き添ってくれていたのです。
この日は救急車が出払っていて、到着に時間が掛かっていました。そのことを投稿者さんに教えてくれたのも、その男性だったそうです。
男性の連絡先を聞いた投稿者さんが、母親の検査後に無事を伝えると、大変喜んでくれたとのこと。しかし「何かお礼を…」と伝えると、辞退されたといいます。
※写真はイメージ
クロネコヤマトの営業所の人たちや、通りがかった男性の優しさに、感動した人は多いでしょう。
困った人を見かけたら、すぐに行動できる人でありたいと、改めて考えさせられますね。
暑い日の外出は要注意
年々、暑さが厳しくなっている、日本の夏。
外に出るだけで体力を奪われるため、熱中症などの体調不良を起こしやすくなります。
投稿者さんの母親は、最近食事をあまり取っておらず、水分摂取も少なかったことが原因で、倒れてしまったとか。
元気に見えていても、体調が急変することはあるため、日々の栄養・水分補給を心がけ、野外では決して無理をしないように注意しましょう。
[文・構成/grape編集部]