ポテトに使う塩の量、いつも同じ? マクドナルドの回答に「驚いた」
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「ビーフパティより、実はアレのほうが多いんだって」誰かに教えたくなるマックの秘密マクドナルドのメニューの中で、ビーフパティ以上に使われているものがあるって知ってました?

大根を切ったら断面が青色だった! 「食べても大丈夫?」の問いに農水省が回答切ったら青色に変色していたダイコン。その真相に生産者からも「広まってほしい」の声!
- 取材協力
- 日本マクドナルド株式会社
grape [グレイプ] lifestyle
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大根を切ったら断面が青色だった! 「食べても大丈夫?」の問いに農水省が回答切ったら青色に変色していたダイコン。その真相に生産者からも「広まってほしい」の声!
ファストフードチェーン『マクドナルド』を代表するメニューの1つである『マックフライポテト』。
絶妙な塩加減で、「マクドナルドのポテトが大好き」という人は多いでしょう。
では、『マックフライポテト』に振る塩の量は決まっているのでしょうか。
『マックフライポテト』に振る塩の量は?
日本マクドナルド株式会社(以下、日本マクドナルド)に聞いたところ、「塩の量は決まっています」とのことでした。
適量の塩を振るために使われているが『ソルトディスペンサー』という専用の器具。
塩を入れて逆さまにするだけで塩がふわっとシャワー状に広がり、すべてのポテトに一定量が均一に振り掛けられるようになっています。
マクドナルドのソルトディスペンサー
ただし、『ソルトディスペンサー』が使われるようになったのは、2013年からのことだそうです。
見たことがある人もいるかもしれませんが、以前はクルーが塩の入った缶を使って、揚げ立てのポテトに塩を振り掛けていました。
以前使っていたポテトに塩を振るための缶、通称『塩缶』
日本マクドナルドによると、「創業当時から2013年まで、ポテトの塩加減は熟練の技によるもの」だったとのこと。
当時の塩加減について聞いたところ…。
担当のクルーが使っていたのは、93個の穴が開けられた缶に塩が入った通称『塩缶』。
これを45度の角度で持ち、ポテトの20cm上からMの形を描くように振り掛けて、最適な量を調整していました。
ここで注意しなければならないことは、描き方に大小が生じて、ポテト1本1本の塩加減に微妙なバラつきが出てしまうこと。
そのため、クルーたちはちょうどいい味が出せるよう腕を磨きました。おいしい『マックフライポテト』は「匠の技の1つ」ともいわれていたんですよ。
昔は塩の調整が熟練の技だったとは驚いた人も多いでしょう。
現在は『ソルトディスペンサー』を用いて、いつも絶妙な塩加減で提供できるように工夫されているのですね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]