新紙幣を利用して… 日銀の注意喚起に「みんな気を付けて!」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
2024年7月3日、約20年振りとなる新紙幣が発行されました。
これに伴って、日本銀行や各自治体のウェブサイトでは『新紙幣発行に便乗した詐欺行為』に関する注意喚起をしています。
日本銀行「詐欺行為にご注意ください」
日本銀行は、Xでこのように呼びかけました。
「従来のお札が使えなくなる」とウソの情報を伝え、お金をだまし取る詐欺に注意が必要とのことです。
また、消費者庁が管轄している独立行政法人国民生活センター(以下、国民生活センター)のウェブサイトには、新紙幣発行で予想されるトラブルとして、以下を挙げています。
では、どのように詐欺に気を付ければよいのでしょう。
国民生活センターはこのように回答しています。
産経ニュースによれば、旧札が使えなくなるという偽情報を利用した詐欺事件はすでに発生しており、東京都内では80代と90代の計4人が約1500万円をだまし取られたといいます。
また、前回の新紙幣発行時にも、偽札が出回る事件が発生しているそうです。
『新紙幣発行に便乗した詐欺行為』について、ネット上では「こういう情報はもっと広まるべき」「本当にみんな気を付けて!」などの声が上がりました。
悲しいことですが、今回の新紙幣発行など、多くの国民が関心を示す事柄には、人の心を巧みに利用した詐欺行為が付き物です。
一人ひとりが正しい情報を収集して、対応していくことが大切でしょう。
[文・構成/grape編集部]