なぜ『公園の花』に人だかり? ワケに「ご利益がありそう」「見に行きたい」
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「この子は1960年頃に植えられて、約60年かけて今咲いたそうな。年上だ」
2024年7月12日に、そんなコメントとともに1枚の写真をXに投稿したのは、めんみ(@menminosabuaka)さん。
東京都千代田区にある日比谷公園をなんとなく訪れたところ、第一花壇『ペリカン噴水』の脇に人集りがあったため、見に行ったといいます。
そこには、なんとも形容し難い不思議な植物の花が咲いていて…。
数十年に一度しか咲かず、開花後は株ごと枯れてしまう、儚くも珍しい花をご覧ください!
めんみさんが「見れてよかった」と感動したのは、アオノリュウゼツラン(青竜舌蘭)の花。
原産地はメキシコの乾燥地帯で、『1世紀に一度開花する植物(センチュリープラント)』の別名を持っています。
下部のつぼみから順に咲き始めており、約1か月ほど開花が続く見込みとか。
近くで見ると花は黄色く、このような形をしています。
※写真はイメージ
海外原産の植物の開花を、日本にいながら見られるのは嬉しい体験ですね。
投稿には7万件を超す『いいね』が寄せられるとともに、こんな声が上がりました。
・すごく貴重な光景。見に行きたいです~。
・2024年は辰年だから、青竜舌蘭の開花はご利益がありそう!
・花が咲くまで時間がかかるから、生きている間に見られるか分からない花。自分は別の場所で見ました!
「縁起がよい」と感じられるアオノリュウゼツランの開花。同月13~15日の3連休で、多くの人が見に行くことでしょう。
なお、例えこの期間に日比谷公園まで足を運べなくとも、チャンスはまだあります。
日本では、各所でアオノリュウゼツランを育てているため、見に行きたい人は開花の可能性とあわせて、調べてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]