「目の付け所があっぱれ」 警視庁が教える『衣類を1つにまとめる方法』
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- 出典
- MPD_bousai
旅行やレジャーに行った時に、かばんの中から着替えを取り出すのに苦労したことはありませんか。
単身の1泊旅行であればそこまで苦労しませんが、大人と子供の服、もしくは兄弟全員の服を同じかばんに入れるとなると、掘り返さなくてはならないこともあります。
それぞれの服をさっと取り出したい人におすすめなのが、『警視庁警備災害対策課』のX公式アカウント(@MPD_bousai)で紹介している『衣類を1つにまとめる方法』です。
どのような方法なのか、早速見ていきましょう。
衣類をまとめるテクニック
※X上で投稿を確認できます。
『衣類一式を1つにまとめる』だけで考えると、大きめの袋などに入れるなどでも対処できます。しかし、これができるのは『衣類一式を入れられる袋があった場合』のみです。
『警視庁警備災害対策課』が紹介する衣類のまとめ方は、袋も必要ありません。一例として、次の6つをまとめていきます。
・ジャージ上
・ジャージ下
・Tシャツ
・靴下
・タオル
・下着(タオルで代用)
事前に、ジャージ以外の物を一般的な畳み方で畳んでおきます。靴下は、履き口を折り返してまとめておきましょう。
ズボンの畳み方がポイント
まずはジャージのズボンを畳んでいきます。股の部分を軸にして縦半分に折り、ウエスト部分を自分のほうに向けましょう。重なったズボンの足の上側になったものを、股下よりも少し下の部分で『外側』に折り返します。
この時、自分から見たらズボンの両足が直角状態になっているはず。この状態のまま、ウエストから裾までくるくると巻いていきましょう。
巻き込まなかった足の部分を整えてから裾の中に手を入れ、巻いた部分が裾の中に入るように折り返します。これが簡易的なポーチになるので、この中に残りの衣類を入れていきましょう。
ジャージの上は、ズボンの裾に入れられる大きさに畳みます。ジャージを裾の中に入れ、靴下やタオルなども入れていきましょう。
ジャージの大きさにもよりますが、畳み終わったサイズは『手のひら2つぶん』程度です。6つを畳んで重ねるよりもコンパクトになるのはもちろん、1つ取り出すだけですべての物をそろえられます。
この畳み方は『ズボンの形状や素材』に左右されるので、スキニーパンツのような裾口の狭いズボン、ジーンズのような硬い素材のズボンには向かないかもしれません。
裾口の広さがある程度あるズボンや、柔らかく伸縮性のあるズボンがおすすめです。
いざという時にも役立つ
着替えが必要になるのは、旅行やレジャーだけではありません。
小さな子供がいる家庭であれば、ちょっとしたお出かけの最中に着替えが必要になることもあるでしょう。車の中にワンセット入れておけば、服が汚れたり濡れたりした場合に活躍します。
また、防災グッズの中に入れておけば着替えとしてだけでなく、枕や座布団としても利用可能です。通常の畳み方よりも場所を取らないので、それぞれのかばんの中に1つ入れておくと『いざ』という時に役立ちます。
『警視庁警備災害対策課』のX公式アカウントでは、災害時だけでなく日常にも役立つ情報を発信しているので、もしもの備えとして役立ててください。
[文・構成/grape編集部]