クッキングシートは何に使える? 7つのアイディアを旭化成に聞いた
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※写真はイメージ
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- 取材協力
- 旭化成ホームプロダクツ株式会社
クッキングシートは、料理やお菓子作りで重宝する便利なアイテムです。
例えば、クッキーやケーキ、パンなどを焼く際に、天板に敷いて使用すると、食材が天板にくっつかず、きれいに焼き上がります。
焦げ付き防止になるので、後片付けが簡単になるでしょう。
ほかにもさまざまな用途で使われるクッキングシートですが、使用上の注意点などはあるのでしょうか。
クッキングシート『クックパー』でおなじみの旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホームプロダクツ)に聞きました。
クッキングシートを使う際の注意点
大変便利なクッキングシートですが、使う上での注意点をうかがったところ、「耐熱温度や時間を超える使用は避けてください」とのことでした。
例えば『クックパー』のクッキングシートで使用できる調理器具は、以下の通りです。クッキングシートは燃える可能性があるため、直火や熱源の近くで使用しないことにまず注意しましょう。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
耐熱温度と加熱時間は下記の通りです。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
クッキングシートの注意点
では、クッキングシートの誤った使い方とはどのようなものでしょうか。
旭化成ホームプロダクツによると「誤った使い方ではないのですが、オーブントースターで使用する際は熱源に近くなることがあるので、特に下記の点に注意してください」とのこと。
【オーブントースターで使う時の注意点】
・餅焼きをしない。
・必ず天板を用いる。
・食品の大きさに合わせて切って使う。
・天板からはみ出させない。
・食品の上にかぶせない。
・包み焼きをしない。
・空焼きをしない。
クッキングシートは燃えそうな使い方をしないのが、何より大事なポイントのようです。
クッキングシートの便利な使い方
クッキングシートの活用方法について聞いたところ、「オーブンでの料理・お菓子作りはもちろん、以下のようなさまざまな用途に使っていただけます」とのアドバイスをもらいました。
具体的な活用法は以下の通りです。調理の際に参考にしてくださいね。
適度に蒸気を通すから包み蒸し料理に
野菜や魚など、食材を包んで蒸す料理を作る時にも使えます。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
くっつかないから餅の加熱に
電子レンジで餅を加熱する際、クッキングシートを敷いておくとくっつかなくて便利です。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
余分な水分を逃すから酢めし作りに
ボウルにクッキングシートを敷き、そこにご飯と酢を入れて酢飯を作れば、ベチャベチャになりません。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
衣がくっつかないから揚げ物の温めに
耐熱皿の上にクッキングシートを敷き、その上にから揚げなどの揚げ物をのせて電子レンジで温めると、くっつきを防止できます。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
好きな大きさに切って落とし蓋に
煮物などを作る際は、クッキングシートを鍋のサイズに合わせてカットすれば、落し蓋になります。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
ニンニクなどの下ごしらえに
ニンニクなど香りの強いものを下ごしらえする時は、まな板の上にクッキングシートを敷いておくと、洗う時に楽になります。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
タネをのせて『かき揚げ』作りに
クッキングシートにかき揚げのタネをのせて、そのまま揚げられるので、形が崩れにくくなります。
画像提供:旭化成ホームプロダクツ
アイディア次第で実にいろいろな使い方ができるクッキングシート。直火や熱源の近くで使用しないことに注意して、調理をもっと快適にしましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]