クマに出会ってしまった… 環境省が教える『NG行動』とは?

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クマの写真

※写真はイメージ

昨今、増えているクマによる人的被害。これまで「クマはまず出ないだろう」と思われていた市街地でも目撃情報が多発するなど、生息地域が変わっており、思ってもみない場所で遭遇する可能性があります。

では、もしクマに出会ってしまったらどうすればいいのでしょうか。

クマに出会った時の対処法

環境省協力のもと、『クマに出会った時の対処法やNGな行動』を紹介します。

【クマが近くにいるのに気付いた時】

・落ち着いてゆっくりとその場から離れる。

・離れる際は背を向けない。

・ゆっくりと落ち着いて後退する。

【クマを遠くに見つけた時】

・落ち着いてその場から離れる。

・クマを驚かせないよう、大声を出したり、走って逃げたりしない。

・カメラのフラッシュを浴びせるようなことをしない。

【クマと目の前で相対してしまった時】

・急な動きをすると反応して襲ってくるので、クマが立ち去るのを待ってからその場を離れる。

・もし襲われたら両腕や顔で頭を守る。

万が一クマに遭遇した場合は、上記のように驚いて急に逃げたり、騒いだりすると逆効果。

いきなりクマが現れるとパニックになるかもしれませんが、落ち着いて対処することが大切です。

看板の写真

※写真はイメージ

クマに遭わない、近付かせないために

クマの被害を防ぐには、そもそもクマに遭遇しないようにすることが重要です。環境省によると、以下の点に注意すべきだといいます。

・クマの出没情報に気を付ける。

・クマに自分の存在を知らせる。

・クマが出没しそうな場所に近付かない。

クマの出没情報が発表された場合、出没地点の近くに行かないようにしましょう。特に、早朝・夜間は出会う可能性が高くなるため、注意が必要です。

また、山とつながっている林や川沿いはクマが出やすい場所。見通しの悪い場所や沢にも気を付けないといけません。

もし山に入る際は、クマ鈴など音の出るもので、クマに自分の存在を知らせることも避けるために大切なポイント。

鈴の写真

※写真はイメージ

また、秋は冬眠前にエネルギーをたくわえるため、クマが食べ物を求めて人里に下りてくる可能性が高まります。

どんな生き物なのか、どんな生態なのかなど、クマについて知ることも遭遇を避けるために重要です。

クマに遭遇しないよう、また万が一遭遇した際は被害に遭わないよう、環境省のアドバイスを覚えておきましょう。


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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出典
環境省(記事協力)クマに注意!

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