トイレの『ピンク汚れ』の正体は? 企業の解説に「ゾワッ」「すぐ掃除する」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
- 出典
- TOTO
トイレ掃除をサボった時に気になりやすいのが、便器に現れるピンク色の筋状の汚れです。
一体何の汚れが付着したのか、どうお手入れすればよいのかと、悩む人も多いのではないでしょうか。
便器に発生するピンク汚れの正体とお手入れのコツについて、住宅の水回り設備メーカーとしておなじみのTOTO株式会社(以下、TOTO)の公式サイトより解説します。
ピンク汚れの正体はバクテリア
便器に発生するピンクや赤の汚れの正体は、バクテリアです。空気中にもともと存在したバクテリアが、便器内の湿度や汚れをもとに繁殖。大量に集まることで、目に見える形になったのがピンク汚れの正体なのです。
TOTO公式サイトでは、おすすめのお手入れ方法について、以下のように解説しています。
便器表面に付着したピンク汚れは、一般的なトイレ用洗剤でこすり洗いをすれば、きれいになります。
「掃除をしてもすぐにまた汚れが気になってしまう…」と悩む人も多いかもしれませんが、バクテリアの性質とトイレの環境要因を合わせて考えると、仕方がない側面もあるでしょう。
ピンク汚れが気になり始める前の段階で定期的にこすり洗いをすれば、目立つ前にバクテリアを除去できます。毎回手間のかかるお手入れをする必要はないので、簡単にできる方法で、できるだけこまめに掃除してみてください。
ピンク汚れを放置した場合の問題点とは?
※写真はイメージ
お手入れしても、またすぐに汚れてしまうのであれば、「どうせすぐに汚れるのだし、掃除はまた今度…」と後回しにしてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし残念ながら、これはあまりおすすめできません。
なぜなら、水回りに発生したピンク汚れは、カビが繁殖するうえでのエサとなるからです。汚れを長期間放置すれば、カビが発生する原因になるでしょう。
ピンク汚れなら軽くこするだけで簡単に落とせても、カビ汚れではそうはいきません。カビ取り用の強い洗剤を用いて、根気強くお手入れする必要があります。お手入れの手間を減らすためにも、ピンク汚れの段階で適切に対処するのがおすすめです。
ピンク汚れを放置して落としにくくなってしまった場合は、漂白剤を使用するのもよいでしょう。高い除菌効果を期待できるので、ピンク汚れを効率よく除去できるほか、カビによる黒ずみ汚れにもアプローチできます。
一方で、TOTOは公式サイト上で以下のようにも注意喚起しています。
トイレ用の洗剤や漂白剤は、その性質を確認したうえで使用しましょう。
便器内に発生したピンク色の筋状の汚れに対し、「何度掃除してもすぐに出てきてしまう…」と困惑する人も少なくありません。汚れの性質とお手入れのコツを把握したうえで、きれいな状態を長くキープできるよう意識してみてください。
TOTO公式サイト情報も参考に、正しいお手入れを実践しましょう。
[文・構成/grape編集部]