「トイレでタバコ吸っても、火災にならないからいいだろ」 何を言っているんだ
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- 出典
- @kynysn
東京都中央区のとあるトイレに入った、きむちゃんさん(@kynysn)。トイレの壁には、こんな貼り紙が掲示されていました。
【トイレ内は禁煙です】
トイレ内で喫煙をしている形跡が見受けられます。
火災の原因になり、危険です。指定場所での禁煙にご協力よろしくお願いいたします。
東京都が製作した、『トイレ内での禁煙』を呼びかける貼り紙。
しかし、そこには乱雑な字で信じられない言葉が落書きされていたのです。
出典:@kynysn
トイレでタバコ吸っても火が焼え移るものがないから火災にならないだろ
アホか
※原文ママ
「いったい何を言っているんだ」と非難の嵐
あまりにも自己中心的で的外れな落書きに対し、怒りと疑問の声が集まっているこの貼り紙。また、落書きは器物損壊罪(刑法261条)にあたります。
多くの喫煙者からも「同じ喫煙者として恥ずかしい」という言葉が上がっていました。
落書きした人は「火災にならない」と主張していますが、上記にもあるように、もしタバコの火がトイレットペーパーなどに引火したら、多くの人に迷惑をかけることになります。
ほとんどのトイレには、火災防止のために煙感知器のセンサーが設置されているため、スプリンクラーも発動してしまいます。
そもそも、なぜトイレでタバコを吸うのか?
筆者は非喫煙者なので、身近な喫煙者に『なぜトイレでタバコを吸う人がいるのか?』ということについて聞いてみました。
もちろん彼らはマナーを守って喫煙しているため、あくまでも憶測なのですが…。
トイレでタバコを吸うのは、本人にとってなにか理由があるのかもしれません。しかし、ルールがある以上しっかりと守るべきです。
ほとんどの喫煙者は、しっかりとマナーを守っています。
ですが悲しいことに、マナー違反をしている少数の人が目立ってしまうのも事実です。そのことにより、マナーを守る多くの喫煙者まで冷たい目で見られてしまうことになりかねません。
タバコのポイ捨てや歩きタバコ、指定場所以外での喫煙などのマナー違反を目にして、きっと多くの人が嫌な思いをしていることと思います。
喫煙者はこういった人を反面教師にして、喫煙者も非喫煙者もお互いに気持ち良い生活を送りたいものですね。
[文/grape編集部]