「弱火でじっくり」は逆効果! シェフが教える本当においしい『ハンバーグ』の作り方
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※写真はイメージ
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- 出典
- yaoya14
お店で食べるプロの味を自宅でも再現できたら嬉しいですよね。
特にハンバーグは「家で作るとパサパサになってしまう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、シェフ目線のレシピを投稿している『アキオ』(yaoya14)さんのInstagramから、パンバーグを作る時のプロと初心者の違いを紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
ハンバーグを作る時の『プロ』のテクニック
アキオさんによると、肉汁あふれるハンバーグを作るコツは大きく分けて3つあるそうです。順に見ていきましょう。
ポイント1.生地のこね方
生地をこねるポイントは、あらかじめタマネギを細かくみじん切りにすること。
切ったタマネギはレンジ、もしくはフライパンで火を通してからしっかり冷まします。
タマネギが大きく固いままだと肉だねに隙間ができ、割れる原因になるのだそう。
プロの味に近付けるには、粘りが出るほどしっかりとこねるのもポイントです。
室温が高い場合は、脂が溶け出ないように氷水をはったボウルを重ねてこねるとよいでしょう。
ポイント2.空気の抜き方
肉だねを手で形成しながら、40回ほどぽんぽんと叩いてしっかり空気を抜きましょう。
手に油を付けると肉だねがくっ付かずに上手に空気を抜けますよ。
「多すぎるかな?」と思うくらい空気抜きをすることで、身がキュッと詰まり、表面がしっかりコーティングされるので肉汁を閉じ込めやすくなります。
ポイント3.焼き方
アキオさんは初心者がやりがちな失敗例として『長時間、弱火でじっくり焼く』ことを挙げています。
プロバージョンでは、最初に強火でしっかりと表面を焼いています。そうすることで肉汁の流出が防げるのだそう。
詳しい焼き方は以下の通りです。
1.フライパンを予熱し、肉だねを置いたら2分半ほど中強火で焼き色を付けます。
2.ハンバーグをひっくり返し、2分ほど中火で加熱。
3.水50㏄を加えて蓋をし、弱火で5分ほど加熱します。
4.ハンバーグをひっくり返して再び蓋をして、4分半加熱したら完成です。
最後の焼きが終わったところで、表面がパンパンに膨れ上がっていたら完成の目安です。
気になる方は串などを刺して透明な液体が出るか確認しましょう。
初心者でもプロ級に!おいしく作れるハンバーグレシピ
アキオさんはプロ級ハンバーグの材料と手順も紹介しています。
材料(ハンバーグ2つ分)
・タマネギ…2分の1個(Lサイズ)
・肉…220g
・パン粉…20g
・卵…L玉2分の1個
・ナツメグ…1g弱
・塩…2.2g(肉量の1%)
・黒コショウ…適量
作り方
1.タマネギをみじん切りにして600wの電子レンジで2分30秒加熱し、冷まします。
2.そのほかの材料をボールにすべて混ぜてこねます。
3.上記の手順でフライパンで焼いて完成です。
ハンバーグの作り方について、プロと初心者の違いを理解できたでしょうか。
たった3つのポイントを押さえるだけで、簡単においしく作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]