ニット帽は洗濯してもいい? 企業が教える『洗う前と洗う時』のチェックポイント
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- 出典
- 花王
防寒やおしゃれに欠かせないニット帽は、頭にかぶることから皮脂や汗が染み付きます。
汚れていることは感じていながらも、洗濯できるかどうかが分からず「そのままにしている」人も多いのではないでしょうか。
ニット帽も衣類の1つなので洗剤を使って洗濯できますが、ニット素材の衣類と同じように『洗い方』に注意しなくてはなりません。
生活を豊かにする製品を幅広く手掛ける花王株式会社(以下、花王)の定番商品『エマール』のブランドサイトでは、ニット帽の洗い方と洗う時の注意点を紹介しています。
ニット帽の洗濯表示を確認する
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ニット帽とひと口に言っても素材はさまざまです。洗濯を始める前に、洗おうとしているニット帽が洗濯できるかどうかを確認しなくてはいけません。
ニット帽の主な素材は『ウール』『アンゴラ』『モヘア』『コットン』『ポリエステル』です。
素材によっては家庭洗濯ができない場合もあるので、帽子に付いている『洗濯表示』を必ずチェックしましょう。
【家庭洗濯できるもの】
・水の入ったおけに数字が書かれている
・洗濯機の中に『弱』と書かれている
→洗濯機が使える
・水の入ったおけと手が描かれている
・水の入ったおけに『手洗い』と書かれている
→手洗いのみ
【家庭洗濯できないもの】
・水の入ったおけに『バッテン』が書かれている
→クリーニングに出す
洗う前の準備をする
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洗濯できることが分かったら、以下の3つのことをチェックしましょう。
①汚れ
汗ジミなど気になる汚れがないかチェックしましょう。
汚れや染みがある場合は、おしゃれ着用洗剤で部分洗いをしておきます。
②素材
ニット帽はウールやアンゴラなど色々な素材があり、それぞれ注意点が異なります。
ニット帽に使われる主な素材の注意点は次のとおりです。
【ウール】
・手洗いで優しく洗う
・黄ばみ防止のために陰干しする
【アンゴラ/モヘア】
・毛玉や毛羽立ちを防ぐために裏返して洗う
【コットン】
・皮脂汚れをしっかり落とす
・しわ防止のために脱水時間を短くする
【ポリエステル】
・油性汚れをしっかり落とす
【リネン】
・毛羽立ちを防ぐために優しく洗う
・しわ防止のために脱水時間を短くする
③装飾の有無
繊細な素材や装飾付きの衣類は、丁寧な洗濯が必要です。レースやチュールは傷みを防ぐため、目の細かい洗たくネットを使い、優しく洗いましょう。
ビジューやラインストーンなども、ひっかけや絡みを防ぐためにネットに入れるのがおすすめです。
デニムに使用されている金属製のリベットは漂白剤を避け、さびに注意してケアしましょう。
ニット帽の洗い方
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ニット帽は洗濯方法や干し方に注意が必要です。
洗濯
洗濯表示が『手洗い』の場合、洗濯機は使えません。洗面器などに温めのお湯を張り、押し洗いをしましょう。
洗濯機が使えるニット帽でも、洗いの強さや温度が指定されている場合は洗濯表示に沿った洗い方が必要です。
『弱』と書かれている場合は、弱洗いや手洗い、ドライなどのモードで洗います。
『40℃』や『30℃』と書かれている場合はその数字が『液温の限度』となるので、指定の温度以上にならないように液温を調整しましょう。
乾燥
洗濯が終わったら干していきます。
干す際は、タオルではさんで軽く押して水気を取り、平干しネットを使用すると安心です。
洗濯ばさみにはさんでつるすと帽子が伸びてしまうので、ニット帽用に平干しネットなどを購入しておきましょう。
大切なニット帽を長く使うためにも、素材や装飾に合ったお手入れを心がけてくださいね。
[文・構成/grape編集部]