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掃除が大変な『ベタベタ結露』 対策に「すぐ実践できそう」「習慣化する」

By - COLLY  公開:  更新:

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結露した窓

※写真はイメージ

寒い時期に増える結露を「なんとかしたい」と思いつつも具体的な対策方法が分からず、問題を放置してしまう人は少なくありません。

結露はカビやダニ、家屋の構造へのダメージの原因でもあるため、できるだけ早く症状を改善することが大切です。

窓やサッシのメーカーとして知られるYKK AP株式会社(以下、YKK AP)のウェブサイトから、おすすめの対策を紹介します。

自分に合った方法を見つけてみてください。

すぐに実践できる簡単な『窓の結露対策』は?

結露とは、空気中に含まれる水蒸気が冷やされ、水滴となって現れる現象。

結露を防ぐには、空気中の水蒸気をむやみに増やさないこと、室内で急激な温度変化を避けることがポイントです。

以下のような結露対策なら、手軽におこなえるでしょう。

1.除湿機を使う

空気中の水蒸気を効率よく取り除けるのが除湿機です。除湿機にはコンプレッサー式とデシカント式の2種類があり、YKK APによると後者がおすすめとのこと。

その理由について、以下のように解説しています。

コンプレッサー方式については、機械内部と室温の気温差が必要なため、気温が低い冬場にはあまり向かないからです。

YKK AP ーより引用

コンプレッサー式は気温が高い時期に使う場合に効果を発揮しやすいため、梅雨や夏場には適していて冬場は効果をあまり期待できません。

結露対策含め、1年を通して使う場合はデシカント式が向いているでしょう。

2.こまめに換気する

除湿機のランニングコストや維持費用が気になる場合は、換気するのがおすすめです。

こまめな換気によって室内外の温度差や湿度をある程度軽減できれば、結露を防止できます。

ただし真冬の時期には、せっかく暖まった室内が寒くなってしまうデメリットも。そのため換気するタイミングには気を付けましょう。

なおこれらの対策を実施しても、結露を完全には予防できない可能性もあります。結露が付いてしまったら、少量であっても素早く拭き取るのがトラブルを広げないためのポイントです。

どのようなタイミングでどこに結露が発生しやすいのか把握したうえで、適切に処理しましょう。結露の量が減らない場所は、より重点的に対策するのもおすすめです。

本格的に結露対策したければ窓に工夫を

結露した窓

※写真はイメージ

より本格的な結露対策を求めるなら、窓の性能をアップさせましょう。室内で気温差が発生しやすい場所を集中的に対策することで、快適な環境を維持しやすくなります。

YKK APがおすすめしているのは、以下の3つの方法です。

・断熱性能の高い複層ガラスに交換する。

・サッシごと窓リフォームする。

・内窓を設置する。

リフォーム費用は工事内容や窓のサイズによって異なり、決して安くはありません。しかし効果が期待できるうえに、「窓に近付くと寒くてたまらない」といった不快感も解消されるので、検討してみるのも1つです。

結露が多い家では、窓ガラスだけではなく壁や家具の裏、玄関ドアが濡れてしまうケースも少なくありません。結露する範囲が広ければ、こまめに拭き取るのにも限界があります。

より根本的な解決を目指して、具体的な対策方法を取り入れてみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
YKK AP

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