近所のおじいさん「3つくれ」 ミカンの物々交換で、えらいことに
公開: 更新:
![近所の人が持ってきた柑橘類の写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2025/02/115224_main02.jpg)
![青森県の雪の写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2025/02/114114_main02-768x576.jpg)
雪の中で立つ男性 その上を見ると?「頭がバグった」「レベルが違う」青森県で撮影された1枚の写真。男性の頭上に目をやると…!?
![お弁当](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2025/02/115189_main04-768x576.jpg)
秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
- 出典
- @aotoudai
引っ越し先で気になることの1つは、近所付き合い。
地域によって、住民同士の関わり方が異なるため、自分に合うか不安に思うこともありますよね。
都会から里山に移住し、自作した小屋で暮らしている、アオトウ(@aotoudai)さんは、あるエピソードをXに投稿。近所の人との交流が注目を集めました。
農家が多い地域のご近所付き合い
アオトウさんが暮らしているのは、農家が多い地域。
ある日、庭で台を手作りしていたら近所の高齢男性が現れ、こういわれたそうです。
「お宅に生えている夏ミカンを3つくれ」
高齢男性は、アオトウさんの自宅の敷地内に、夏ミカンの木が生えていることを知っていた模様。
引き換えに渡したのは、1箱のダンボールで…。「釣り合っているの!?」とギョッとする中身がこちらです。
「致死量のブランドのポンカンを置いていった」
ポンカンのあまりの量に、そうコメントしたアオトウさん。
柑橘類の農家である高齢男性は、自分の畑で採れた、皮に傷が付いたポンカンを、物々交換用に持って来ていたのでした!
柑橘類と柑橘類の交換で、量の差が激しいため目を引きますね。ネット上では、「令和のわらしべ長者じゃん!」と話題となりました。
【ネット上の声】
・お返しがいきなり箱単位!?これだからご近所付き合いは面白い。
・アニメ『まんが日本昔ばなし』にありそうなエピソード!
・おじいさんにとっては、本当に等価交換なんだろうな。気持ちのいい取り引きだ。
・久しぶりに、品種改良前のめちゃくちゃ酸っぱいミカンが食べたくなる時とか、あるもんな。
・めっちゃうらやましい。ポンカンはいくらあってもいいですからね。
レア品種に敬意
実は、アオトウさんの家にある夏ミカンの木は、レア品種だとか。高齢男性は以前から、興味深く思っていたのでしょう。
知り合いに夏ミカンの話をした際に、「食べてみたい」といわれたため、アオトウさんの自宅までもらいに来たそうです。
「レアな夏ミカンとの交換なんだ。皮に傷が付いたポンカンだから、量がないと釣り合わない」と考え、たくさん用意したのかもしれません。
ちなみに、アオトウさんが住む地域では、柑橘類の『いただき物』は珍しくないとのこと。
「これは昨日、ご近所にいただいたばかりのポンカン」と、同時期に続々とポンカンが集まる様子を投稿しています。
都会から引っ越してきたアオトウさんにとって、作物はとてもありがたい物。
農家同士で物々交換をするのは、日常の一部かもしれませんが、アオトウさんからすると嬉しい出来事の連続です!
アオトウさんによると、日々の積み重ねがあるからこそ成り立つ『当事者同士だけで了解した等価交換』があり、「余る時は余る、ない時はない」の精神で、ヘンな気遣いをしないで済む地域性が性に合っているとのこと。
近隣住民とのコミュニケーションに悩んでいる人は、引っ越して理想の地を探すのも、いいかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]