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「認知症の母が寿司を買ってきた」 偶然にもその日は?「泣けた」「最高のサプライズ」

By - grape編集部  公開:  更新:

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寿司

脳の病気や障がいなどさまざまな原因から、記憶や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす、認知症。

2022年に実施された厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のおよそ12%が認知症であり、その前段階である軽度認知障害と合わせると、3人に1人がなんらかの認知機能に関わる症状があるそうです。

症状が進むにつれて、記憶が薄れ大切な思い出も忘れてしまうため、支える家族はさびしさを感じることがあるといいます。

認知症の母が買った、スーパーの寿司

2025年3月17日、Xに投稿された、じゃど(@judsan12)さんのエピソードが、反響を呼んでいます。

ある日、じゃどさんが少し居眠りをしたすきに、認知症を患う母親が、1人で買い物に行ってしまったそうです。

しばらくして、母親は無事に帰ってきましたが、なんとスーパーマーケットで6人ぶんの寿司を買ってきたといいます。

スーパーで買った寿司

予定外の寿司に戸惑いつつも、じゃどさんは嬉しく感じたそうです。その理由について、次のようにつづりました。

もう今日が何月何日か分からないので、僕の誕生日のことは分かっていません。

でも誕生日に寿司は悪くないかも。

なんとこの日は、じゃどさんの誕生日だったのです!

日付が分からなくなっているはずなのに、突然寿司を買おうと思い立った母親。

もしかしたら、ふとした瞬間に『特別な日』であることを思い出し、我が子に「おいしいものを食べさせたい」と思ったのかもしれません。

偶然だったとしても、そう信じたくなるような出来事ですね。

投稿には10万件もの『いいね』が付き、コメントが多数寄せられています。

・何の日か思い出せなくても、大切な日というのが分かっていたのかな。涙が出ました。

・愛の力ですね。サプライズパーティーの最高峰だと思います。

・泣ける。顔も知らない人たちだけど、この親子に幸せでいてほしい。

・割引を選んでいるところが、買い物上手でいい。お会計もできて素晴らしいです。

記憶が薄れて、コミュニケーションが難しくなってしまっても、それまで築いた絆が消えることはありません。

母親は心の奥底で、家族への深い愛情を抱き続けているのでしょう。

心が温かくなるエピソードに、多くの人が大切な存在を思い浮かべたかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

木彫りの作品

「猫を作ります」 完成した木彫り作品に「いや、天才すぎる」「普通に涙が出た」「完成しました」というコメントを添えて、Xに木彫りの作品を公開したのは、鑄(@CopperAndHammer)さん。 動物をモチーフにした数多くの作品を制作しており、たびたび話題になっていました。

犬の写真

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

出典
@judsan12厚生労働省

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