ホットミルクに膜ができない! 裏技に「たったそれだけ?」「毎回やる」
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※写真はイメージ

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ホットミルクを作った時に、表面に浮く薄い膜。牛乳と一緒に口に入れた時の感触があまり好きではないという人もいるでしょう。
取り除けばいいものの、できれば膜を作らずにホットミルクを仕上げたいと思いませんか。
ほんのひと手間で膜ができにくくなる裏技を紹介します。
数秒の手間で『ホットミルクの膜』ができなくなる
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
電子レンジでも鍋でも、加熱の段階でできやすいのがホットミルクの膜です。
もしも膜を作りたくないのなら、暮らしの中で使える実用的なアイディアをInstagramで発信する、なちゃ(nacha_rakurashi)さんがおすすめする作り方を試してみませんか。
ほんの数秒で終わるひと手間を加えるだけで、あの膜を作らずにホットミルクを作れます。早速、その方法を見てみましょう。
その方法とはとても簡単です。
温める前の牛乳に、ティースプーン1杯ほどの砂糖を入れるだけです。
それから加熱すると、膜ができにくくなるのだそう。普段からホットミルクに甘みを足して飲む人は、最初から砂糖を入れてみても違和感なく楽しめそうですね。
ホットミルクに薄い膜ができる理由
薄い膜は、牛乳を40℃以上に温めると発生する『ラムスデン現象』によるもの。牛乳の鮮度や傷みなどには関係なく、温度によって起こる現象です。
この膜の正体は牛乳がもともと持っている『タンパク質』と『脂肪分』。タンパク質は加熱すると固まる性質を持っており、その時に周囲の脂肪分も巻き込みます。
できた膜を取り除いてしばらくすると、また新しい膜ができるのですが、何回か繰り返すとできにくくなるため、砂糖を入れたくない時にはその方法を試してみるのもよさそうですね。
できた膜は食べても大丈夫?
タンパク質と脂肪分からできていると聞いても、「見た目が変わっているから食べるのは不安」と思うかもしれません。しかし、ラムスデン現象によってできた膜は食べても健康被害につながる恐れはないため、問題なく食べられます。
海外ではこの膜のような加熱濃縮凝固物からチーズを作ることもあるほどです。なお、日本では豆乳を使い、同じ仕組みで『湯葉』が作られています。もともとラムスデン現象を利用した食べ物があるということには驚きですね。
砂糖を入れるだけの簡単な手順でホットミルクの膜は防げます。「あの薄い膜の食感が嫌い」「見た目がちょっと…」という人は、次にホットミルクを作る時にぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]