時間が経つとくっつく蕎麦 まさかのゆで方をしたら?「ずっとツルツル!」「次もやる」
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つるっとノド越しがよく、おいしい蕎麦。サクッと済ませたい昼食や、軽めにしたい夕食にピッタリですよね。
しかし、家で蕎麦をゆでると麺がすぐにくっ付いてしまい、なかなかほぐれないことも。
先日、遅めのランチに蕎麦をゆでた筆者。食べる前に鍋を洗ってから食卓に戻り、いざ食べようと箸で蕎麦を持ち上げたら、蕎麦と蕎麦がくっ付いてしまいました…。
一生懸命に麺をほぐすも、くっ付いてしまった蕎麦はしぶとく、かたまり状態のまま。
仕方ないので、すべての蕎麦をつゆに突っ込んで食べることにしました。
さらに、スープの中に入れてもなかなかほぐれず、モソモソとした、食感の悪い蕎麦を食べる羽目に…。
「もうこんな思いはしたくない」と思い、蕎麦のゆで方について調べてみました。本記事では、簡単にできそうな2つの方法を紹介します!
1.牛乳を加えて蕎麦をゆでる裏技
まず最初に試みたのは、牛乳を加えてゆでるという裏技。以前、テレビ番組でも紹介され、ネット上でも話題になったのだとか。準備するものは、乾麵の蕎麦と牛乳だけです。
やり方はとっても簡単!まず鍋に水を入れ、お湯を沸かします。お湯が沸騰したら、鍋いっぱいのお湯に対して50ccほどの牛乳を注ぎ入れましょう。
次に乾麺の蕎麦を鍋に入れ、パッケージの表記通りの時間でゆでます。
ゆで上がったらザルにあげて、氷水もしくは冷水で洗いましょう。
ゴシゴシとしっかり手で擦り合わせて洗うと、麺が締まってコシが出て、お店の味に近付くそうです。
「蕎麦に牛乳って変な味になりそう…」と思うかもしれませんが、ザルにあげた後にキチンと洗えば、牛乳の味はまったくしないのだとか。
今回は実験のため、牛乳を入れたお湯でゆでた蕎麦と、普通にゆでた蕎麦のくっ付き具合を比較してみました。
どちらも皿に盛り付けて、10分ほど放置。その後、牛乳と一緒にゆでたほうを箸で持ち上げてみると「こんなに違うの!?」と、思わず声が出るほどの結果に!
牛乳を入れたお湯でゆでた蕎麦は、スッと持ち上げることができます。これならひと口ぶんの蕎麦を箸でつかむことだって簡単です!
蕎麦のコシがしっかりとあり、つかむのが難しいほどツルツル!蕎麦のツルツル具合を写真でお伝えすることが難しいのが、ちょっぴり残念です。
一方、普通にゆでた蕎麦はくっ付いてしまい、なかなか少量を持ち上げることができません。蕎麦の表面も15分経つと少々乾燥してきて、固くなってきてしまった気もします。
沸騰したお湯に牛乳を注ぐだけで、簡単に蕎麦がくっ付くのを予防できるのは嬉しいですね!
2.油を加えて蕎麦をゆでる裏技
次に挑戦した裏技は油を加えるという方法。準備するものは、乾麺の蕎麦、サラダ油やコメ油などの油です。
ゆで方は牛乳の時と同じ。鍋にお湯を沸かして、そこに大さじ1杯弱の油をひと回し入れます。
続けて乾麺の蕎麦を表記時間通りにゆで、ザルにあげて氷水もしくは冷水で冷やしながら洗い、麺を締めましょう。
「油を使うとベトベトしそう」というのが心配なところ…。油ぎった蕎麦を食べるのは避けたいというのが本音でした。
しかし蕎麦をザルにあげた後、丁寧に水洗いをしたところ、油もきれいに落ちてヌルヌルや油ぎった感じはまったくありません。
むしろ指通りよく、スルスルと洗うことができました。
油を入れたお湯でゆでた蕎麦も15分放置したのち、くっ付き具合を見るため持ち上げてみると…。
油と一緒にゆでた蕎麦も、サッとすくうことができました!
この裏技を使えば、いつでも手元にある食材だけで、時間が経ってもおいしく蕎麦を食べることができますね。
みなさんも次回、蕎麦をゆでる時に試してみてはいかがでしょうか!
[文/キジカク・構成/grape編集部]