外に落ちていた『青い塊』 その正体に「ゾッとする」「子供が触りかけた…」
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慌ただしい新生活シーズンが過ぎると、ゴールデンウイークや夏休みといった、楽しい長期休暇が待っています。
まとまった休みを利用して、家族や友人と遠出をするなど、素敵な思い出を作るにはうってつけの機会ですよね。
春から夏にかけての時期は気温が高くなるため、特に、海へと遊びに行く人が増加します。
海へ行く時は、猛毒を持つ『カツオノエボシ』に要注意!
あなたは、海岸を歩いていた際、青色の小さな物体を目にしたことがありますか。
幼い子供がつついてしまいそうなこの『物体』は、クダクラゲの一種であるカツオノエボシです。毎年5~8月頃になると、全国各地の海辺に打ち上げられます。
カツオノエボシ
透明感のある美しい青色をしており、遠くから見るとビニール袋やオモチャと勘違いしてしまいそうな、カツオノエボシ。
人の目を引くビジュアルをしていますが、強い毒の持ち主であり、刺されると電気ショックのような強い痛みを感じます。
二度刺されると、アナフィラキシーショックを引き起こし、最悪の場合命を落とすこともあるのだとか。
毎年、カツオノエボシが打ち上げられる時期になると、全国の自治体がウェブサイトなどで目撃情報を更新。また、SNSでも幼い子供を育てる親を中心に、注意喚起が行われています。
・子供は喜んで触っちゃいそう…。命に関わることもあるだなんて、ゾッとする。
・毎年、自治体が注意を呼びかけ始めると夏の足音を感じる…。気を付けなければ。
・以前、海で遊んでいた時に子供が触りかけた…。怪しいから止めたけれど、あの判断は正しかったんだね。
もしカツオノエボシに刺されてしまったら、まずは素手ではない状態で触手をはがし、海水で患部を洗ってください。
なおこの際、消毒として真水やお酢を使うのは逆効果とのこと。触手をはがした後は、患部を氷などで冷やし、速やかに診察を受けましょう。
また、呼吸困難などの深刻な症状が見られる場合は、ただちに救急車を呼ぶようにしてください。
海でのひと時を、一生心に残るような『素敵な思い出』にするためにも、しっかりと知識を持った上で対策を心がけたいですね。
[文・構成/grape編集部]