洗ったのにニオうのはなぜ? ポリエステル特有の逆汚染対策に「これ助かる」「初めて知った」
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ブロッコリーをお湯につけたら… 出てきたものに「ゾッ」つぼみ部分に泥や汚れが溜まりがちなブロッコリー。しかし、どうやって洗えばきれいになるのか分かりにくい人も多いのではないでしょうか。手軽でもしっかり洗える方法で、泥や汚れを一網打尽にしましょう。
- 出典
- ソロテックス®
乾きが早く、シワが付きにくいのが特徴のポリエステルは、衣類にも使われる合成繊維の1つです。
しかし取り扱いを誤ると、『シワになる』『嫌な臭いが残る』などのトラブルを引き起こす可能性があります。
繊維原料や衣類などを取り扱う、帝人フロンティア株式会社が運営するブランドサイト『ソロテックス®』から、ポリエステル素材の正しいお手入れ方法を見ていきましょう。
ポリエステルの正しい洗濯方法
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ポリエステルは、シワになりにくく耐久性にも優れているので、洗濯を繰り返しても比較的ダメージを受けにくいのが魅力です。
一方、マイナスに帯電しやすい性質を持つため、プラスに帯電しやすい素材と組み合わせると静電気が発生しやすくなります。
それが原因で毛羽立ちが生じることもあるので、適切なお手入れが重要です。
まずは洗濯表示を見て、洗濯方法や洗剤の指定がないかを確認しましょう。
時間が経ったシミや皮脂による黄ばみは、通常の洗濯では落ちにくいことがあります。洗濯前に、シミ抜きや部分洗いなどの前処理をしておくのがおすすめです。
使う洗剤によっては色落ちする可能性があるので、目立たない部分で試しましょう。
準備が整ったら、いよいよ洗濯に移ります。衣類を適切なサイズの洗濯ネットに入れたうえで、洗濯表示に従ったコースを選んでください。
洗濯時には『逆汚染』にも注意
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特に指定がない場合は、洗浄力の強い『アルカリ性』の洗剤で洗濯します。
汚れが気になる場合は、酸素系漂白剤を併用するのが効果的です。また、静電気対策には柔軟剤を使うといいでしょう。
ポリエステルは汚れや臭いを吸着しやすい素材なので、『逆汚染』にも注意が必要です。
逆汚染とは、洗濯中にほかの衣類から汚れが移ってしまう現象のことで、ポリエステルでは起こりやすい傾向にあります。
脱水は30秒〜1分にとどめ、洗濯が終わったら、シワが気になる部分をたたいて伸ばしてください。その後、襟や裾を持って振りさばき、形を整えて干しましょう。
ポリエステルは日光に比較的強い素材ですが、生地の劣化や色あせが気になる場合は陰干しがおすすめです。
洗濯時にちょっとした工夫を取り入れれば、ポリエステル素材の衣類をより長く着られます。
正しくお手入れして、大切な衣類を清潔に保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]