「パパみたいな消防士になりたい!」小児がんを患う3歳の男の子 大きな夢のゆくえ
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出典:Team Trucker

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
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アメリカに住む3歳の少年、トラッカーくん。彼のパパはかっこいい消防士です。
トラッカーくんの夢は、パパのような立派な消防士になること。しかし、そんな少年の夢を邪魔するものがありました。トラッカーくんは『神経芽細胞腫(しんけいがさいぼうしゅ)』という、がんに侵されていたのです。
もともとハワイに住んでいたトラッカーくんは、治療のためにニューヨークに移住。付き添えたのはママだけで、大好きなパパとは離れ離れになってしまいました。
それでも、小さい体で辛い治療に耐えつづけます。
夢である消防士になるため、病気になんか負けていられません。
憧れの消防士へ
そんなある日のこと、トラッカーくんが治療を受けていた施設を、ニューヨーク市の消防士たちがボランティア活動の一環として訪れました。
辛い治療を終え体を休めていたトラッカーくんでしたが、憧れの消防士の姿に思わず駆け寄ります。トラッカーくんのそんな姿を見た消防署長のジムさんは、トラッカーくんを包むように抱き締めました。
その時のことをジムさんはこう語っています。
目をキラキラさせながら私に駆け寄ってきました。両手を広げると、彼は私をハグしてくれたのです。まるで長い付き合いの友人と会った時のようでした。
パパのように消防士になりたいというトラッカーくんの夢を知ったジムさん。その後なんと、トラッカーくんをニューヨーク市消防局の『名誉消防士隊員』に任命したのです!
消防士のヘルメットを被り、まぶしいほどの笑顔。夢が叶って良かったね。
トラッカーくんはニューヨーク消防局の隊員たちにとって大切な仲間。トラッカーくんの3歳の誕生日には仲間たちがお祝いしてくれました。
トラッカーくんは現在も治療を続けており、放射線治療によって経過は良好だそうです。
こんな強い子が大人になって消防士として活躍してくれたら、なんと心強いことでしょう。トラッカーくんの病気が一日でも早く治り、パパと同じように人々を守る立派な消防士になってくれることを期待しましょう!