LGBT受け入れに動き出した大企業たち~日本IBMや日本マイクロソフト、NTTグループ、第一生命やイオンなど~
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俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
歌舞伎俳優、市川團蔵さんが逝去 「もっと見たかった」「早すぎる」2024年11月23日、歌舞伎俳優の市川團蔵さんが亡くなったことが分かりました。73歳でした。
grape [グレイプ] society
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歌舞伎俳優、市川團蔵さんが逝去 「もっと見たかった」「早すぎる」2024年11月23日、歌舞伎俳優の市川團蔵さんが亡くなったことが分かりました。73歳でした。
ヤフーニュースによれば、大企業はいま、LGBTを理解し、受け入れることに歩みを進めている。
そのきっかけのひとつは、2014年に、オリンピック憲章に「性的指向による差別撤廃」が盛り込まれたことも関係しているようだ。東京五輪という国をあげての一大イベントが、LGBT受け入れの追い風となったというわけだ。
記事には
という記述がある。
IBMやマイクロソフトなどの外資系企業だけでなく、NTTグループという日本企業が同性婚に対して、お祝い金や休暇制度を適用している、というのは非常に興味深い。また、同じく日本企業であるパナソニックも、行動基準に「差別を禁じる」文言を加えている。つまり、大企業はすでに社内改革を進めているのだ。この状況を見る限り、LGBTを受け入れることが当たり前の世の中になる日も、実はそう遠くないのかもしれない。誰もが堂々と自分の性を公言できる。とてもいいことだと思う。
引用した記事の中には、「第一生命とイオンなどでは、LGBTに関する社内研修を実施している」という記述がある。これはどんな研修なのだろうかと思い、調べてみた。
レティビーという企業が実施しているLGBT ダイバーシティ研修は、以下のようなプログラムになっていた。
1.LGBTの日本と世界の状況
2.LGBTの基礎知識(セクシュアリティを構造的に学ぶ)
3.企業とLGBTの関わり(実例から学ぶ)
4.ワークショップ: これってあり?! LGBT 一問一答(LGBTあるある問題を通して、男女二元論の偏見を取り払う)
堅苦しくなく、カジュアルなワークショップを通じて、LGBTへの理解を深める、というのが研修内容のようだ。もしも社内にLGBTの当事者がいた場合の対応方法を知れたり、さらに企業イメージの向上にもつながるとサイトには記載がある。同社では、研修を実施した企業に対して、「LGBT研修マーク」を発行しており、それをホームページや名刺で使用することが可能とのことだから、そのマークの有無が企業イメージにも影響を与える世の中が確実にやってくる、ということなのだろう。
2020年に東京五輪が開幕する。それにあわせ、現在さまざまなことが急ピッチで動いている。LGBTの受け入れも、そのひとつだ。2020年を迎えたとき、東京は、そして日本はどう変化しているのだろうか。五輪への楽しみがまたひとつ増えた。
記:GLASS GEM POPCORN/TODAY
GLASS GEM POPCORN
社会の様々な多様性について考察し表現するLGBTメディア「glassgempopcorn.com(グラスジェムポップコーンドットコム、以下「GGP」)」は、LGBT向けダイバーシティ・コンテンツ・メディアです。GGPは、性の多様性を中心に、あらゆる物事の多様性について、あらゆる方向・角度から、あらゆる見方・考え方を表現する言論空間であり、色々な物事の“差異の両端”から光を当て “本質を照らす” メディアを目指しています。 ⇒http://www.glassgempopcorn.com/