チャコペンの代用になるものと方法7選!使い方や気になる疑問についても紹介
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チャコペンがない時、身近なものが代用として使える場合があります。例えば、鉛筆や色鉛筆など、筆箱の中にある文房具が使えるかもしれません。
しかし、チャコペンは生地に印をつけた後、落とす必要があります。落とせないもので代用してしまうと、作品の完成度が左右されてしまうかもしれません。
そこで本記事では、チャコペンの代用になるものを7つご紹介。さらに、代用品の使い方や使う際の注意点、代用に向かないもので服などの布に印をつけてしまった際の落とし方などもまとめました。
チャコペンがなくて困っている人は、ぜひ参考にしてください。
チャコペンの代用に使えるものと方法7選
チャコペンがない時は、次のもので代用できる可能性があります。
ただし、チャコペンと比べると書き心地や消した跡が異なる場合があるでしょう。チャコペンと全く同じ使い方ができるとは限らないため、その点を考慮したうえで代用してください。
ここでは、各代用品の特徴や使い方、印の落とし方などを見てみましょう。
鉛筆
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鉛筆があれば、チャコペンの代用にできる可能性があります。
消す時はアルカリ性洗剤か、固形石けんで洗いましょう。
指や爪などでこすって消そうとすると、摩擦で生地が傷むため避けたほうが無難です。
色鉛筆
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色鉛筆もチャコペンの代用として使えるでしょう。布の色に近い色で印をつけてください。
色鉛筆をチャコペンの代用にした場合、お湯を使って洗ったとしても、薄まる程度にしか落ちない可能性があります。
そのため、なるべく布の色に近く目立たない色を選ぶことがポイントです。
消せるボールペンやマーカー
熱によって透明になるインクを使用した『消せるボールペン』は、チャコペンの代用におすすめのアイテムといえるでしょう。
アイロンなどで熱を加えれば透明になるため、印の跡が目立ちにくくなります。
ただし商品によっては、熱により無色になるインクは低温になると色が元に戻ることがあるようです。そのため、冷たい空気や水などに触れさせないよう注意が必要でしょう。
また、消せるボールペンだけではなく、こすったり専用のペンで色が消えたりするマーカーもあります。落ち着いた色の製品や蛍光色の製品もあるため、生地の色に合わせて選ぶとよいでしょう。
印つけツール
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ヘラやルレットの印つけツールも、チャコペンの代用になるといわれています。
ルレットとは、ギザギザの円盤を布に押しつけて印をつける道具です。円盤の歯は、丸いタイプや平べったいタイプなどがあります。
ヘラやルレットは布に色をつけるのではなく、凹みや穴によって印をつけるため、色が残る心配がありません。
ただし、強く押しすぎると生地が傷む可能性があるほか、弱すぎると印がすぐに消えてしまうことがあるようです。そのため、力加減に注意しましょう。
また、刃がとがっている場合はケガをする恐れがあるため、子供の手に触れないよう正しく保管してください。
固形石けん
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和裁ではチャコペンではなく、固形石けんを使って印をつける方法があるようです。薄く小さくなった石けんを乾燥させれば、そのままチャコペンとして使えます。
固形石けんを使って印をつけるため、洗って落とせる点がよいでしょう。洗っても問題ない生地であれば、石けんを使って印をつけるのがおすすめです。
ただし、白い石けんをチャコペンの代用にすると、白い生地では印が見えにくくなります。白い生地に石けんで印をつける時は、色つきの石けんを使うとよいでしょう。
切りじつけ
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切りじつけとは、チャコペンやヘラなどで印がつけられない生地におすすめのマーキング方法です。しつけ糸2本で布がずれないように行います。
切りじつけの方法は下記の通りです。
しつけ糸を切って印とするため、玉止めはしなくても構いません。
チャコペンの代用に向かないもの
生地に印がつけられるものでも、色が残る可能性があるものはチャコペンの代用に向いていないでしょう。
チャコペンの代用に向かないものは、例えば以下のようなものがあります。
上記のものを使ってしまった人のために、ここでは使わないほうがよい理由と、落とし方をまとめました。
シャープペンシル
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シャープペンシルをチャコペンの代用に使うと、芯が細すぎて繊維に絡まり折れてしまうかもしれません。
また、たとえ折れなくても線が細すぎて見えない可能性があります。
シャープペンシルでつけた印を消す方法は、鉛筆で書いた印を消す時と同様です。アルカリ性洗剤か固形石けんで洗ってください。
クレヨン
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クレヨンには油が含まれているため、水では落ちにくいといわれています。印をつけた後に消せないため、チャコペンの代用としては向いていないでしょう。
もし間違えてクレヨンを使ってしまった場合は、クレンジングオイルと台所用洗剤で洗ってみてください。
クレンジングオイルと馴染ませてから台所用洗剤で洗うと、落とせる可能性があります。
油性ペン
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油性ペンや油性のボールペンには油が含まれているため、チャコペンの代用には向いていません。洗濯しただけでは落とせないため、別のものを代用しましょう。
もし油性ペンを使ってしまった場合は、エタノールなどを使って薄くできます。ただし、完全に落とすのは難しいようです。
油性ペンの落とし方についてより詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。
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水性ペン
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「水性ペンなら水に溶けるからチャコペンの代用になるはず!」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
布のような素材に染み込んだ場合、水で洗っただけでは落ち切らないこともあるようです。
もし水性ペンや水性のボールペンを使ってしまったら、石けんや衣類用洗剤などで繰り返しやさしくもみ洗いしてみましょう。
素材や染み込みの程度によっては、この方法で落ちる可能性があります。
チャコペンの代用に関する疑問
チャコペンの代用について、紹介したもの以外でも代用できるか疑問に思う人がいるかもしれません。
そこでここでは、チャコペンの代用に関する疑問をご紹介します。
洗濯で落とせるタイプのサインペンはチャコペンの代用になる?
洗濯で落とせるタイプのサインペンは、生地によってはチャコペンの代用にできるようです。
洗濯で落とせるようになっているため、服などの布製品にインクがついてしまった際は、長時間放置しなければある程度落とせるでしょう。
ただし、うっすらと色が残る可能性はあります。そのため、チャコペンの代用として使う場合は似た色を選んでください。
水で落とせるタイプのクレヨンはチャコペンの代用になる?
洗濯で落とせるタイプではなく水で落とせるタイプの場合、服についた場合を想定していない可能性があります。
例えば手足や身体、テーブルや床などツルツルとした場所についた場合のみ水で落とせて、服など凹凸の多いものについた場合は取れないかもしれません。
『洗濯で落とせる』『洗える』ではなく『水で落とせる』と表記されている場合は、メーカーの説明欄をよく確認して対応してください。
チャコペンの代用になるかしっかり確認しよう
チャコペンの代用になるものは、鉛筆と色鉛筆、消せるボールペンと消せるマーカー、印つけツール、固形石けん、切りじつけがあることが分かりました。
別のものをチャコペンの代用にする場合は、印をつけた部分がしっかり落とせるのか確認したうえで使いましょう。
同じ素材の切れ端があれば、それに書いて洗ったり熱を加えたりして、印がどの程度まで落ちるか確認しておくと安心です。
[文・構成/grape編集部]