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栓抜きの代用品6選・向かないもの5選!

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「栓抜きがなくて困っている」「何かで代用したいけれど、どれを使えばよいのかが分からない」と、困った経験がある人もいるのではないでしょうか。

栓抜きがない時は、身近なアイテムで代用可能です。テコの原理を利用することで、強い力をかけずに開けられます。しかし、栓抜きに使うと危険が伴うものもあるので要注意です。

ケガをしたり火傷したりする可能性のあるものは使わないのがおすすめ。代用品を使う時は、ケガをしないように十分注意しましょう。

本記事では、栓抜きの代用品やワインのコルク抜きの方法について紹介します。栓抜きの代用品をチェックしておくと、手元になくて困るという事態を防げるでしょう。開けるコツも紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

栓抜きの代用品6選

瓶のフタが開く写真

栓抜きがない時は、以下のようなもので代用できます。

  • ベルトのバックル
  • 金属製のスプーン
  • 10円玉
  • 未開封のビンのフタ
  • マイナスドライバー
  • プルタブ+割り箸

フタのギザギザした部分にフィットするものは開けやすいのでおすすめです。余計な力を入れずに開けられるものもあるので、特徴をチェックしておきましょう。それぞれ解説するので、栓抜きが手元にない人は参考にしてみてください。

ベルトのバックル

ベルトのバックルの穴にビンを通して、金属部分をフタに引っかけ、下からテコの原理で上に引き上げると栓を開けられます。ベルトの金属がフタにフィットすれば力を入れずに開けられるので、女性にもおすすめです。

ただし、ビンの口がベルトのバックルより小さい時のみ代用できるので、それ以上大きい場合は開けられません。ベルトによっては壊れる場合もあるため、代用する時はいらないベルトを使いましょう。

金属製のスプーン

金属製のスプーンの先端をビンのフタのギザギザした部分にあて、テコの原理を利用して開けます。金属製のスプーンはほとんどの家庭にあるものなので、すぐに代用可能です。ビンをしっかり押さえれば、余計な力を入れずに開けられます。

スプーンを持つ手に力を入れると、ビンのフタが飛ぶことがあるので、代用する時は念のため周囲を確認しましょう。ビンのフタを押さえながら行うと、飛ばないように開けられます。

プラスチックのスプーンは割れる可能性があるので、代用する際は金属製のものを使いましょう。ちなみに、フォークはスプーンよりも脆く、曲がる場合があるので代用品としては向いていません。

10円玉

10円玉の縁をフタのギザギザした部分にあてて、テコの原理を利用して開ける方法です。支点と力点の距離が近いので多少の力は必要ですが、身近にあるものなので、一度試してみてもよいでしょう。

1円玉や5円玉は滑ってしまい力が入れにくく、ビンのフタでケガをすることがあるので、使わないのがおすすめです。100円玉や500円玉は10円玉より厚みがあるため、ビンのギザギザした部分に入りにくいため代用できません。

未開封のビンのフタ

未開封のビンのフタをギザギザした部分に逆さに引っかけて開ける方法です。同じビンならフタの形も同様なので、開けやすい可能性があります。未開封のビンがある時には代用できますが、最後の1本には使えません。

また、ビンが大きいと開けるのに力が必要だったり、持ちづらかったりすることもあります。小さめのものを開ける時は、未開封のビンのフタを使うと便利です。

マイナスドライバー

ビンを回転させながら、フタのギザギザした部分にマイナスドライバーを押し込むと開けられます。

フタの一定の場所までマイナスドライバーを入れ、下から押し上げると開くという仕組みです。ビンを回してフタにマイナスドライバーを押し込むだけなので、コツいらずで簡単に開けられます。

大きな力を入れなくても開けられるだけでなく、フタが飛ぶ心配はほとんどありません。ゆっくりビンを回しながら、マイナスドライバーを押し込みましょう。

プルタブ+割り箸

プルタブと割り箸でビンのフタを開ける方法もあります。まずは缶のプルタブを取り、小さいほうの穴に割り箸を通しましょう。

割り箸の先をフタのギザギザした部分に引っかけると開けられます。テコの原理を利用するので、力に自信がない人にもおすすめの方法です。

缶と割り箸さえあれば代用できるため、屋外で代用する時にも使えます。プルタブは小さくフタから外れやすいので、しっかり押さえて開けましょう。

栓抜きの代用品に向かないもの5選

バツサインをする写真

栓抜きの代用品に向かないものは以下の5つです。

  • カラビナ
  • ハサミ
  • ライター
  • ホッチキス

代用品に向かないものを使うと、ケガをしたり火傷したりする場合もあります。開ける際に危険を伴うアイテムがあるため、代用品に向かないものもチェックしておきましょう。

カラビナ

横向きにして、ビンのフタに引っかければ開けられますが、カラビナが太いのでほかの代用品より力が必要です。細いカラビナを使うと、あまり力を入れずに開けられますが、ビンのフタで傷付くこともあります。

フタと手の位置が近くなるためケガをすることもあり、カラビナは栓抜きの代用品には向いていません。栓抜きを代用する時は、フタと手の位置が近くならないものを選ぶとケガを防げます。

ハサミ

ハサミを閉じた状態で刃先をフタのギザギザした部分に差し込んで力を入れると、開けられる可能性があります。また、ハサミを開いてフタをはさんで開ける方法も。

しかし、ハサミの刃が滑って手を突いてしまい、ケガにつながることがあります。ビンのフタを開ける時に、ハサミを使うのは危険なため避けるのが無難です。

ライター

ライターの底をビンのギザギザした部分にあてて押し上げると開けられますが、誤って点火する場合もあるため注意が必要です。ライターを使ってもフタにフィットするわけではないので、簡単には開けられません。

ライターの底の部分を利用するだけなので、ほかの四角いものであれば代用できます。身近にライターがあると使ってしまいがちですが、点火すると火傷する可能性も。

また、お酒が入ったビンを開ける際にライターを使うと、引火して火事につながるリスクがあるので危険です。ビンのフタを開ける時は、ほかの代用品を使いましょう。

紙を何重にも折って強度を高めれば、ビンのフタを開けられる可能性があります。しかし、紙は曲がりやすいので、簡単には開けられない場合がほとんどです。

危険性はほぼありませんが、金属ほどの強度がないため栓抜きの代わりには使えないでしょう。栓抜きを代用する時は、紙以外のものを使うのがおすすめです。

ホッチキス

ホッチキスの針を抜く部分であるリムーバーをフタのギザギザした部分に入れて押し上げると、開けられます。しかし、針が指に刺さる可能性があるため、使わないほうがよいでしょう。

フタの固いビンを開ける時は、リムーバーが折れたり曲がったりすることもあります。簡単に開けられず、ケガをする可能性もあるので、ホッチキス以外のもので代用しましょう。

栓抜きの代用品を使う時の2つのポイント

ひらめく女性の写真

栓抜きの代用品を使う時は、以下の2つのポイントに注意すると簡単に開けられます。

  • テコの原理を利用する。
  • 栓の下部にフィットするものを使う。

テコの原理を利用して、栓にフィットするものを選ぶと余計な力を入れずに開けられます。栓抜きが手元になく困っている人は、2つのポイントを押さえてから代用品を使いましょう。

テコの原理を利用する

できるだけ力を入れずに開けるためには、ビンのギザギザした部分に代用品を引っかけて下から押し上げるのがポイントです。テコの原理を利用すれば、小さな力で栓を抜けるのでおすすめです。

テコの原理で表すと、代用品が力点、ビンのフタが作用点、支点は利き手ではないほうの指(腕)となります。支点(指)と作用点(フタ)が近く、力点(代用品)までの距離が長いほど少ない力で開けられます。

栓の下部にフィットするものを使う

フタのギザギザした部分と代用アイテムがフィットするほど開けやすいです。ギザギザした部分にフィットすれば、余計な力を入れずに使えるので誰でも簡単に開けられます。ギザギザした部分にフィットするには、差し込む部分が薄めの代用品を使うのがおすすめです。

金属製のスプーンやマイナスドライバーなら、ビンのフタにフィットしやすいでしょう。栓抜きをほかのアイテムで代用する際は、ぴったり合うかどうかをチェックしてから使うと簡単に開けられます。

ワインの栓抜きの代用方法3選

ワインの栓抜きをする写真

ワインのコルクが抜けない時は、以下の方法で代用しましょう。

  • ネジを使う。
  • ナイフを使う。
  • 壁でビンの底を叩く。

ワインのコルク抜きがなく困っている人はチェックしておくと、買いに行く必要がなくなります。それぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ネジを使う

小さいネジをコルクに刺し、頭部をフォークに引っかけて回すと開けられます。コルクにしっかりと刺せば簡単に開けられるので、栓抜きがなく困っている人におすすめです。

ただし、コルクが古いと開ける前に割れる可能性があるので要注意。ネジは、新しいワインを開ける際に使いましょう。

ワインのコルクが割れないように、ネジを深くまで刺さないのがポイントです。深くまで刺すとコルクが割れたり、ネジの頭部をフォークに引っかけづらくなったりします。ネジを使うとワインのコルクを簡単に開けられます。

ナイフを使う

コルクに小さいナイフを刺して回転させると開けられます。途中でコルクが割れないように、少しずつ刺す場所を変えながらやるのがおすすめです。

ナイフはネジより太いので、刺すのは簡単かもしれませんが、小さいものを使わないとうまく開けられません。

コルクが劣化していると、割れることもあります。また、一気にナイフを引き抜こうとすると、手を切ってしまうこともあるので注意が必要です。ほかの代用品がない際に、最終手段としてナイフを使ってみてもよいでしょう。

壁でビンの底を叩く

ビンの底に厚手のタオルを巻いて壁に打ち付けると開けられます。ビンに衝撃を与えることで、空気圧が変化して泡が発生し、コルクが上がるため開けられるという仕組みです。

壁に対して垂直に叩くと、空気圧を変化させられるので簡単に開けられます。ワインの栓抜きとして代用する時は、強く打ち付けてビンを割らないように注意しましょう。タオルをしっかり巻いて、一か所に衝撃を与え続けないことがポイントです。

栓抜きがない時は自宅にあるもので代用してみよう

栓抜きの写真

栓抜きの代用品として使うには、テコの原理を利用すると簡単に開けられます。ビンのフタのギザギザした部分にフィットする代用品を見つけるのがおすすめです。

栓抜きがない時は、ベルトのバックルや金属製のスプーンなどで代用できます。余計な力を入れずに開けられるものなら、代用品として適しています。ケガをする可能性がある代用品もあるので、危険性の低いアイテムを選択しましょう。

ワインの栓抜きには、ネジやナイフを使うと開けられます。栓抜きがない時は、ビンのフタにフィットするものを見つけて、テコの原理を使って開けてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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