缶切りがない時の代用法 警視庁が勧める『缶詰の開け方』をやってみた
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- 出典
- @MPD_bousai
さまざまな災害対策に関する情報を発信している、警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)。
缶切りがない時に代用となるのは、なんと、スプーン。「スプーンを使って缶詰を開ける方法」を紹介し、話題になりました。
警視庁が勧める、缶切り代用法
スプーンを使って缶詰を開ける方法は、とてもシンプルです。
1.スプーンをしっかり持つ。すくう部分、俗にいう『つぼ』に近い場所をにぎる。
2.缶詰の縁の内側にスプーンの先端を当て、一か所を強くこする。
3.こすったところに穴が空くので、そこにスプーンの先端をねじ込み、押し広げるように穴を広げる。
本当にできるのか、やってみました!
『缶切り代用法』を実際にやってみた結果…
用意したのは、みかんの缶詰とスプーン1本。
スプーンをしっかりにぎりしめ、缶詰の縁の内側を強くこすります!
すると、次第に穴が空いていく手応えが…。やがて、スプーンがすっぽりと入るほどの穴が空きました!
意外と簡単に穴が空いて「すぐできるかも」と思ったのもつかの間、ここから缶切りの要領でスプーンを動かして穴を広げていくのですが、かなり大変です!
スプーンが滑ってしまったり、穴を広げたい場所に力が伝わらずに四苦八苦。中に入っているシロップがこぼれ、拭きながらの作業です…。
約15分間の格闘の結果、なんとか缶詰を開けることに成功!
缶詰のフタの厚さやスプーンの形状によって大変さは変わると思いますが、ツイートに書かれていたように力が必要です。
試す際にはフタでケガをしないよう、気を付けながら行ってください。
最近販売されている缶詰は、プルトップの付いているものがほとんど。家に缶切りを備えていない…もしくは、普段あまり使わないのでどこにしまったか分からなくなってしまった…という人も多いでしょう。
日常生活時だけでなく、災害時に缶切りがなく、缶詰が開けられない状況で使えるこの方法。もしもの時のために、覚えておいてください!
[文・構成/grape編集部]