スピード違反で捕まった男性 パトカーに乗り向かった先は刑務所ではなく…
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
2016年9月、アメリカ・オハイオ州の高速道路でスピードオーバーだった一台の車が捕まりました。
乗っていたのはマーク・ロスさんとその友人。
その後、警察のパトカーに乗せられたロスさんは、オハイオ州から160キロ離れたデトロイトへ連れて行かれます。しかし、そこで待っていたのは刑務所ではありませんでした。
実はこの時、ロスさんの身には胸が張り裂けるほど悲しい出来事が起こっていました。
この日の早朝、ロスさんは悪夢のような連絡をうけます。それは、ロスさんが愛してやまなかった15歳になる妹が交通事故で亡くなったという連絡でした。
絶望に打ちひしがれるロスさん。
一刻も早く、デトロイトの実家で待つ母親の元へ帰ろうとしたのですが、彼は車を持っていませんでした。
出典:click on detroit
そこで友人に頼み、車の助手席に乗せてもらってインディアナからデトロイトへ急いで帰ることに。しかし、急ぐあまりいつのまにかスピードを出しすぎ、途中のオハイオで警察に捕まってしまいます。
もちろんスピード違反は違法、警察の取り調べを受けなくてはなりません。車を動かすこともできなくなってしまいました。
その時、現場に来た警察官にロスさんは訴えます。
昨夜、妹が亡くなったこと。
友達は自分のために急いでくれていたこと。
車がないと家に帰れないこと。
自宅で母親が自分の帰りを待っていること。
その話を聞いた警察官のロビンソンさん。
ロスさんの妹のために祈ると、ロスさんにパトカーに乗るよう促します。そしてそのまま160キロ離れた実家まで送ってくれたのでした。
ロビンソンさんの行動に感動したロスさんは、その時の話をFacebookへ投稿。大きな話題となりました。
スピード違反はいけないことですが、緊急事態だったロスさんの為に行動したロビンソンさん。
ロスさんは実は警察官がキライだったそうです。しかしこの投稿ではこう語っています。
出典:click on detroit
「彼には本当に感謝している。彼は私に希望をくれたんだ。」