「あなたのおかげで僕はここにいます」命の恩人と19年ぶりに再会
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカ、オハイオ州で警察官をしているジェームズ・プールさん。ある日、ジェームズさんがテレビの取材を受けている最中に、ひとりの男性が近づいてきました。
そして男性はジェームズさんに話しかけます。
男性
「僕のことを覚えていますか?」
ジェームズさん
「いや、覚えていませんね。」
男性
「1997年にあなたはプールで溺れていた5歳の少年を助けて、彼の命を救いましたよね。」
その言葉ですぐに当時のことを思い出したジェームズさん。この男性はまさに、ジェームズさんが命を救った5歳の少年、クリストファー・ジョーンズさんだったのです。 事故から19年が経ち、クリストファーさんは24歳の立派な青年に成長していました。
命の恩人に感謝の気持ちを伝えたい
この感動の再会から数週間前に、クリストファーさんは偶然ジェームズさんが勤務する警察署のFacebookを目にしました。そしてそこに載っていた写真にジェームズ・プールという警察官がいることに気が付いたのだそう。
クリストファーさんは昔自分を助けてくれた警察官がジェームズ・プールという名前だと知っていたため、すぐに警察署に問い合わせをしました。その結果、写真の警察官が自分の命の恩人であるとわかり、警察署の協力のもとで今回のサプライズ再会が実現したのです。
クリストファーさん
「あなたのおかげです。僕が今ここにいるのは。あなたのおかげなんです。あの5歳の少女が今ここ、この場所にいるのは。」
目に涙を浮かべ言葉を詰まらせながらジェームズさんに感謝の気持ちを伝えるクリストファーさん。すぐそばには彼の5歳の娘がその様子を見守っていました。自身が5歳の時に命を救われたクリストファーさんは現在、父親になっていたのです。
そんな彼とがっしりとハグを交わしたジェームズさんは笑顔でこう答えました。
ジェームズさん
「私はただ自分の仕事をしただけだよ。」
ジェームズさんもこのサプライズ再会にとても感激したそうで、「まさか自分がしたことを19、20年後に感謝してもらえるなんて思いもしなかったよ。法の取り締まり(警察の仕事)は本当に価値のある仕事だ。」と笑顔でコメント。
一方、「ジェームズさんはまさに、僕がなりたい人間そのものだよ。」と話すクリストファーさんは、今後自らも警察官になることを考えているということです。もしかすると近い将来、2人が一緒に仕事をする日がやって来るかもしれませんね。