シリアの子どもたちにおもちゃを 命がけで密入国を繰り返す『おもちゃのおじさん』
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紛争が続くシリアのアレッポ。この危険な地域に繰り返し足を運ぶ1人の男性がいます。
彼の名前はRami Adhamさん。6人の子どもたちをこよなく愛する、シリア系フィンランド人の44歳のお父さんです。しかし彼を父のように慕う子どもはほかにも大勢いるのです。
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【アレッポのおもちゃ密輸人】また子どもたちからは【おもちゃのおじさん】と呼ばれているRamiさん。彼は子どもたちにおもちゃを届けるために命がけでシリアに密入国を繰り返しているのです。
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まるでサンタクロースのような大きな袋を抱えたRamiさんがシリアに到着すると、噂を聞きつけた子どもたちがあちらこちらから集まってきます。
おもちゃを手にした子どもたちのうれしそうな顔を見る度、Ramiさんは言葉にできないくらいの喜びを感じるのだそうです。
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この映像から5年前、Ramiさんは国際人道支援チームの一員として、シリアの紛争の被害を受けた家族に水や食料、薬などの生活必需品を届ける役割を担っていました。ところがある日、娘のJasmineちゃんがこう言ったのだそうです。
「パパ、シリアの子どもたちに私のおもちゃを届けてあげて。子どもたちには遊べるおもちゃが必要なのよ。」
その言葉を聞いたRamiさんは食料などと共に25体のテディベアと36個のバービー人形を届けることにしました。すると子どもたちが続々とRamiさんのところに集まってきたのです。
子どもたちにとっておもちゃで遊べることがどれほどの喜びなのか。そのことに気付いたRamiさんはそれ以降、フィンランドでお金とおもちゃを集めてはシリアの子どもたちに届け続けています。
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Ramiさんがシリアへ渡った回数は5年間で28回。毎回トルコとシリアに協力を要請し、密入国をしているのです。その道のりは決して安全ではありません。80キロ近い荷物を抱えて必死に弾丸を除けながら、なんと7時間近くも歩き続けることもあるそうです。
「私が無事にシリアにたどり着けたら、たくさんの子どもたちが喜ぶからね。これからも決して支援はやめないよ。誰ひとりとして私がしていることをやめさせることはできない。私はこの身をシリアの子どもたちに捧げると決めたんだ。」
もし自分に何かがあったら、フィンランドで待っている愛する子どもたちに二度と会えないかもしれない。それでもRamiさんはこれからもシリアの人たちへの支援を続けるそうです。
【おもちゃのおじさん】のおかげで今日もシリアの子どもたちは笑顔で過ごしているかもしれません。しかし、何よりも強く願うことは一日も早く紛争が終わり、シリアの人々が平和に暮らせる日が訪れることなのでしょう。