「僕らは全員、君の叔父さんだ」殉職した警察官の娘を同僚たちが学校までエスコート
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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- 出典
- ABC10
2016年10月、アメリカのカリフォルニア州で警察官のホセ ”ギル” ヴェガさんが殉職しました。63歳だったホセさんは勤続35年のベテラン警察官でした。12月には退職する予定だったということです。
ホセさんには8人の子どもがいます。彼が亡くなってから数週間後の朝、ホセさんの自宅前にはたくさんの警察官の姿がありました。
その日はホセさんの一番下の娘、8歳のヴァネッサちゃんが、お父さんを亡くしてから初めて学校へ行く日。ホセさんの仲間だった警察官たちは、ヴァネッサちゃんを学校までエスコートするために集まったのです。
「おはよう、ヴァネッサ!元気かい?見てごらん、全員が君の叔父さんたちだ。今日は僕らが君を学校まで送っていくよ!」
思わぬ出来事にビックリした様子のヴァネッサちゃん。でも警察官たちひとりひとりとハグを交わす姿はとても嬉しそうです。
警察官の皆さんは、ヴァネッサちゃんの寂しさが少しでも癒されるように、また父親のサポートが必要な時はいつでも彼らがいるということをわかっていてほしいと思い、この学校へのエスコートを行ったそうです。
お父さんを失った悲しみは簡単に癒されるものではないと思います。しかしヴァネッサちゃんにとって、お父さんの仲間が自分を思ってくれているということは大きな安心につながるのではないでしょうか。そしてきっと天国のホセさんも同僚たちの優しさを喜んでくれていることでしょう。