「これは泣ける!」 虐待された犬を保護した警官 続く展開が最高だった
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人間に虐待された犬は、人を怖がる傾向があるといわれます。
アメリカのインディアナ州で見つかった犬も、そんなかわいそうな1匹でした。
路上でうろついていたその犬は、口を結束バンドできつく縛られていたのです。
通りかかった人たちが警察に通報し、犬を捕まえようとしましたがなかなか捕まえられなかったのだとか。
現場に駆け付けた『サウスベンド警察』のステファニー・ノースカット巡査は、犬が逃げないように慎重に近付きます。
ステファニーさんが自分の手の匂いを犬にかがせると、犬はなぜか逃げようとせず、彼女に近付いてきました。
こうして彼女はあっさりと、犬を捕まえることに成功したのです。
※動画はFacebook上で再生できます。
その場にいた人たちの協力で結束バンドを切ることができ、犬はやっと痛みから解放されました。
ステファニーさんは犬を無理やり車に乗せようとはせず、「車に乗りたい?ドライブに行こうか!」と優しく話しかけます。
そんな彼女に、犬が心を開くまでには時間はかからなかったよう。
その後、犬を安全に車に乗せて、動物保護施設に連れて行きました。
「私に行かせるのはやめるべき」警官の言葉の意味は?
犬が保護された3日後、『サウスベンド警察』がゼウスくんと名付けられた犬に家族ができたことを報告しました。
ゼウスくんの里親になったのは…ステファニーさん!
犬が大好きな彼女はゼウスくんを見た瞬間に、「この犬は我が家の新しい家族として完ぺきだわ」と思ったそうです。
実はステファニーさんがパトロール中に、困難な状況から救った犬はゼウスくんが2匹目なのだとか。
彼女は「緊急電話の通信係は、動物に関する通報で私に行かせるのは止めるべきだわ。なぜなら私の家に空き部屋がなくなってしまう!」と冗談を飛ばしたといいます。
この喜ばしい報告には「これは泣ける!」「この犬を保護するビデオを見た時から、あなたに里親になってほしいと思っていたよ」「通信係はわざと彼女を送ったのかもね」などの声が上がりました。
なお、ゼウスくんを虐待した人物に関する捜査は続いているということです。
ゼウスくんはステファニーさんだけでなく、彼女の先住犬ともすぐに仲よくなったそう。
「犬は犬好きな人が分かる」といわれますが、出会った時からゼウスくんは彼女が自分を救ってくれると感じていたのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]