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「黒人は道を歩くな」人種差別を受けた生徒を守るため、300人が立ち上がった

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:@ijaileene

アメリカ合衆国テキサス州にあるベイラー大学に通う、ナターシャさん。彼女はある日、ショッキングな出来事に遭遇します。

それは、キャンパス内で授業に向かっていた時のこと…。突然、見知らぬ男性がナターシャさんにぶつかってきたのです。

人種差別を受けた女性、彼女を守るために300人が集まる

明らかにわざとぶつかってきた男性に対し、目を丸くしていたナターシャさん。そんな彼女に、彼はこう言い放ちました。

「黒人がこの道を歩くことは、許可されてないぞ!」

彼は黒人にとって差別的な呼び方で、暴言を吐いたのです。

そして「自分はトランプさんが唱えていた"Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)"を実行しているだけだ」と…。

今日起こった出来事をTwitterに投稿

周囲にいた2人の男性が助けてくれたものの、深く傷ついたナターシャさん。

今日のショッキングな出来事を動画で説明し、友人のTwitterアカウントで投稿することにします。

動画はまたたく間にベイラー大学の生徒間で広まり、多くの生徒が衝撃を受けました。

動画が拡散され、キャンパス中の人が彼女を守り始める

ナターシャさんを守るため、ベイラー大学の生徒たちは『#IWalkWithNatasha(ナターシャと一緒に歩こう)』という企画を考案します。

これは、「ナターシャさんを守るために、みんなで一緒に歩こう」というもの。そして次の日、ナターシャさんの周囲には300人以上の生徒が!

自分のために集まってくれた大勢の人を見て、感涙するナターシャさん。彼らは、ナターシャさんが教室に行くまでついてきてくれると言うのです。

さらに、生徒たちがこの活動に参加できるよう、大学の先生が授業を早めに終わらせてくれていたのだとか。

教室に向かう道中、彼らは黒人にとって心の歌と言われる『アメイジング・グレイス』を斉唱しました。全員で手を取り合って、「人種なんて関係ない」と言うように…。

涙ぐみながら、ナターシャさんは全員の前でこう言いました。

「皆さん、私のことを守ってくれてありがとうございます。
この大学はいい人ばかりで、愛にあふれた場所だと感じました。

私は、あの日ぶつかってきた男性も等しく愛しています。
この世界が優しさに満ちた、素敵な世界でありますように」

彼女は、あの時の男性を恨んではいません。ただ、人種差別というもの自体に悲しみを抱いていたのです。

2016年11月8日に行われたアメリカ大統領選挙後、アメリカ国内では一部の人によって差別が表面化してきていると言います。

しかし、こういった差別は本当に『"Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)"』なのでしょうか?

あの時ナターシャさんにぶつかった男性も、今回の活動を見てもう一度考え直してほしいものです。

出典
@SmithCassie@ijaileene

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