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ザッカーバーグも注目! 才能よりもIQよりも大切な力『GRIT』とは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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「どうせ私には何の才能もないし、IQも万人並み。成功なんてできないよ」と、思い込んでいませんか?

でも、周囲を見渡してみて!ものすごく頭が良くて才能豊かなのに、パッとしない人生を歩んでいる人、いますよね。

逆に、ごく普通の学歴や経歴なのに、ビジネスで大成功を収め、華やかな人生を歩んでいる人もいます。

成功する人としない人を分けるのは、持って生まれた才能やIQの高さではなく、全く別の「GRIT」(グリット)という力であるという学説が、今、アメリカで注目を集めています。

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GRIT=やり抜く力

GRITを提唱したのは、ペンシルバニア大学教授で心理学者のアンジェラ・ダックワース博士。GRITの重要性を実証した彼女の書籍「GRIT」は世界的なベストセラーとなっています。

GRITとは「やり抜く力」のこと。言い換えれば、「粘り強さ」や「コツコツと努力を積み重ねる力」のことです。

ダックワース博士がGRITの重要性に気づいたのは、ニューヨークの中学校で数学を教えていたときのこと。

あきらかに数学的なセンスがあり、問題をパッと見ただけで解けてしまうタイプの生徒よりも、最初は全く解けなかったけれど毎日コツコツ勉強したタイプの生徒の方が、最終的に数学で良い成績を取ることに気づいたのです。

その後、ペンシルバニア大学の大学院に移った博士は、全米のエリート中のエリートが集まる陸軍士官学校(ウエストポイント)の学生を対象に研究を開始。その結果、次のような気づきを得ました。

・全米最難関といわれるウエストポイントの入学試験でトップクラスの成績を収めた学生の多くが、厳しい訓練に耐えきれずに途中で自主退学してしまうこと

・厳しい訓練に耐えて最終的に優秀な成績で卒業する学生の多くが、入学時の成績はごく普通であったこと

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このほか、博士は有名スポーツチームの選手や、難解なスペリングの暗記力を競う大会で優秀な成績を収めた子どもたち、敏腕営業マンなどを取材。   

その結果、

・成功できる人とできない人の違いは、GRITを持っているかどうかである

・生まれながらの才能やIQに関わらず、誰もが努力によってGRITを身につけることができる

という結論を導き出したのです。

彼女のこの学説は、従来の教育観、人材育成観を180度変える概念として大きな話題を呼び、Facebook創業者のザッカーバーグ氏が「成功のカギは信念とGRITをもつことだ」と発言したことで、ますます広く知られるようになりました。

GRITを身に付ける方法

 

では、どうすればGRITを身につけることができるのでしょうか?

博士は次の4つのポイントを挙げています。

1.好奇心を持つこと

   

自分が好きなことであれば、長期間、粘り強く取り組んでやり遂げることができる。好きなことを見つけるためには、好奇心をもって、いろんなことに挑戦してみることが大切。

2.練習をすること

一つの分野に深く興味を持ったら、脇目も振らずに打ち込もう。自分のスキルを上回る目標を設定してそれをクリアする「練習」に励むうちにGRITが磨かれるはずだ。ただし、むやみに練習を繰り返すだけでは不十分。明確な目標を設定して自分の弱点を認識し、それを克服するための努力を日々繰り返す「意図的な練習」をすることが重要。

3.目的をもつこと

目的意識がもてない課題や仕事に情熱をもって取り組み続けることは難しい。目的意識を持つには、他人の役に立つ仕事をすること、そしてロールモデルとなる人物からインスピレーションをもらうとよい。

4.希望をもつこと

成功者は根拠の有無にかかわらず「自分にはきっとできる」「絶対にうまくいく」と信じている。いつも希望を持つことがGRITの源であることを知っているからだ。チャレンジする前から諦めたりせず、物事を楽観的にとらえるようにしよう。

博士の著書「GRIT」には、このほかにGRITを伸ばす具体的な方法も多数紹介されています。自分自身はもちろん子どもの部下の教育にも役立つヒントとしても役立ちそうです。

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出典:Amazon

参考:『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』/アンジェラ・ダックワース著、神崎朗子訳/ダイヤモンド社

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