「保育園落ちた日本死ね」が流行語大賞に つるの剛士が悲しみをつぶやく
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2016年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に決定。受賞した言葉が発表され、その言葉にまつわる人物が表彰式に登場しました。
年間大賞に選ばれたのは、25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島東洋カープ・緒方孝市監督がシーズン中に発した言葉「神ってる」です。
トップテン入りした言葉は以下の通りです。
これらの言葉の中の一つにある「保育園落ちた日本死ね」は、匿名ブログに書かれた、保育園の抽選から漏れてしまった働く女性による記事のタイトルです。
表彰式には、「保育園落ちた日本死ね」を国会で取り上げて問題提起した、衆議院議員の山尾志桜里さんが笑顔で登場しました。
それを見た時の心境をTwitterに投稿したのは、タレントのつるの剛士さん。つるのさんは「イクメンタレント」「パパの鑑」とも呼ばれ、第5子が生まれた際には1ヶ月の育休を取ったことでも話題になりました。
育児にかかわる言葉については、複雑な思いがあったようです。
このツイートには、賛否両論、さまざまなコメントが寄せられました。
つるのさんが悲しい気持ちになったのは事実。そして、それに寄せられたコメントに、正解も不正解もありません。ですが、「もやっ」とした気持ちを多くの人にもたらしてしまったことも、また事実であるようです。
その後、つるのさんは「朝からイヤな気分にさせてごめんなさい!」とコメントを投稿しています。
待機児童の問題は簡単に解決できるようなことではありません。ですが近い将来、「2016年、あんな言葉がはやったよね。今は良くなったよね」と笑って振り返ることができれば、「この新語・流行語大賞に賛否両論寄せられたことにも、意義があった」と言えるのではないでしょうか。