「親がなんとかしてくれる」と思わせないこと 元気な男の子の育て方とは?
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「男の子はたくましく、女の子はおしとやかに…」
…なんて、勝手な幻想にすぎないのはわかっていても、やはり我が息子にはたくましく人生を切り開いていってほしいと願うのが親ごころというもの。
でも、改めて我が息子を観察してみると、なんだか優柔不断で飽きっぽいし、いつも女子に押されがち…。
どうすれば、たくましい男の子に育ってくれるのでしょうか?小学生のママが心がけるべき子育てのポイントをまとめました。
その1)「いざとなったらママがなんとかしてくれる」と思わせない
子どもが友達やクラスメイトとのケンカや揉め事に巻き込まれたときには、よほどの場合を除いて、親が介入せず、子ども同士で解決するようにします。
大切なのは、子どもたち自身が自力で問題を解決し、ケンカをやめること。
親が出て行って解決すると、息子さんは「やめろよ」と言えない、相手の理不尽な攻撃を跳ね返すことができない子になってしまいます。
「イザとなったら親が解決してくれる…」
そんな思い込みをもったまま息子さんが成長してしまわないように、気を付けてください。
その2)親の役割は「解決すること」ではなく、元気づけること
では、子どもが困難に巻き込まれたとき、親はどんな役割を果たせばいいのでしょうか?
それは、「共感すること」です。ママは息子のトラブルを「解決しよう」「答えを出そう」とするのではなく、近寄ってきた息子に「つらかったね」「大変だったね」と言って、息子のつらさや痛みに共感してあげることが大切なのです。
「大変なことがあっても、ママは僕の気持ちを分かってくれる」
そう思えることで、子どもは目の前の問題に立ち向かうことができるのです。
子どもにとってママはいわば【充電器】。ママのもとで【充電】できた子どもは、自分で困難に立ち向かえるはずです。
簡単に答えを出してしまったら、次に同じことが起きたときもママを頼ってしまい、自分では解決できない子どもになってしまいますよ。
その3)子どもの【できなかったこと】に注目しない
「なんで、そんなことができないの?」
「〇〇君はできたのに、なんであなたにはできないの?」
我が子の「できないこと」に過敏になり過ぎていませんか?
子どもの成長には個人差がつきもの。特に男の子はある日を境に急激に成長をするパターンが多いので、周囲に比べて「できないこと」がたくさんあっても焦る必要はありません。
「できないこと」に注目するのではなく、「できたこと」をみつけて、ほめてあげるのがママの役割。否定せずに見守っていくうちに、子どもは自分のペースで必ず成長していくものです。
そもそも「たくましさ」とは、他人を打ち負かしたり、他人より要領よく立ち回れたりする力ではないはず。
真のたくましさとは、自分の掲げた目標に向かって努力し続ける姿勢、困難から逃げない心の強さのことです。
特に小学校時代には、息子さんに「いつもあなたの味方」という絶対的な親の愛情を注ぎ、どんな難題でも「自分にはできる」という自信の土台を作ってあげるよう、心がけてください。
[文/grape編集部]