「心がポキッと折れた」 留学生が語る、日本人の不快な対応とは? By - grape編集部 公開:2017-02-11 更新:2017-02-12 日本人日本語 Share Post LINE はてな コメント 露骨に嫌な顔をする日本人 日本で暮らす留学生の心が折れてしまう瞬間。 それは… 留学生が日本の暮らしで一番「心折れる」のは、不自然な日本語に対する日本人(日本語母語話者)の許容度があまりに低いことだそうです。例えばコンビニのバイトで、日本語の発音や統語法が少しでも不自然だと、あからさまに嫌な顔をされたり笑われたりすると。— 徳久圭 (@QianChong) 2017年2月9日 ちょっとした日本語の発音を許容できない日本人の反応!!! 日本人としてはドキッとしてしまう理由ですが、どうやら珍しいケースではないようです。 留学生は欧米や中国語圏の様々な国で生活や勉強をしてきた人が多いんですけど、異口同音に言っていたのは「仮に外国人が拙い英語や中国語を話したとしても、少なくとも嫌な顔を表に出したりはしない」でした。まあ私はその反例も経験しているので全て賛同はできないけれど、傾聴に値すると思いました。— 徳久圭 (@QianChong) 2017年2月9日 留学生がバイト先で仕事の説明を受けるとき、日本人の先輩や店長などがダダダダーッと日本語で説明して、しかもその日本語が曖昧模糊としていているので、何度も聞き直したりしていると、すごく嫌な顔をされ、かつ英語で「ドゥユーアンダスタン?」などと聞かれるのも「心折れる」と言っていました。— 徳久圭 (@QianChong) 2017年2月9日 接客時というケースもあると言いますが、むしろバイト時の先輩や店長など、「同じ職場の仲間」の反応が気になるという意見。 これに対し、「意外!」という反応が多い一方、「日本人が海外に留学した際にはこういった経験は少ない」といった意見も数多く寄せられています。 アメリカには嫌味を言ってくる人はいない。ハッキリ「分からない」と言われるだけで、受け入れやすかったのは事実(米国留学経験者) イギリスでは全くなかった。だからこそ、安心して話せた(英国留学経験者) 意外と中国人は言語に寛容だよ。中国で言葉を直された記憶はない(中国留学経験者) もちろん、「海外でもイヤな顔をする人はいる」「日本に来ている留学生が考えすぎなのでは」といった意見もありました。 しかし、当事者である留学生が不快な想いをしているとしたら、その意見は真摯に受け止めるべきなのかもしれません。 また、投稿者さんは次のようなツイートもしています。 留学生は日本語の海にどっぷり浸りに来ているので、容赦のない日本語で接するのは留学生諸君のためにもなってむしろ大歓迎なんですけど、いま少し寛容の心と、それから言語に習熟の段階があるという「常識」を持っていたければと。その意味でも日本の大人は、おおいに外語を学ぶべきですね。— 徳久圭 (@QianChong) 2017年2月9日 日本という国を選んで、その言語を学ぶためにやって来た留学生に「不快な想いをさせたい」などと思っている日本人はいないはず。 「もし自分が母国語ではない言葉を学んでいるとしたら」を想像して接することが大切なのではないでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 1 2 出典 @QianChong Share Post LINE はてな コメント
露骨に嫌な顔をする日本人
日本で暮らす留学生の心が折れてしまう瞬間。
それは…
ちょっとした日本語の発音を許容できない日本人の反応!!!
日本人としてはドキッとしてしまう理由ですが、どうやら珍しいケースではないようです。
接客時というケースもあると言いますが、むしろバイト時の先輩や店長など、「同じ職場の仲間」の反応が気になるという意見。
これに対し、「意外!」という反応が多い一方、「日本人が海外に留学した際にはこういった経験は少ない」といった意見も数多く寄せられています。
もちろん、「海外でもイヤな顔をする人はいる」「日本に来ている留学生が考えすぎなのでは」といった意見もありました。
しかし、当事者である留学生が不快な想いをしているとしたら、その意見は真摯に受け止めるべきなのかもしれません。
また、投稿者さんは次のようなツイートもしています。
日本という国を選んで、その言語を学ぶためにやって来た留学生に「不快な想いをさせたい」などと思っている日本人はいないはず。
「もし自分が母国語ではない言葉を学んでいるとしたら」を想像して接することが大切なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]