約7000円で『シーランド公国』の男爵になれる ウソみたいな本当の話

By - grape編集部  公開:  更新:

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シーランド公国は、イギリスの南東、およそ10キロの沖合いに浮かぶ、海上要塞を領土とした自称『国家』です。

シーランド公国

1942年、第二次世界大戦中にイギリスが建設したこの要塞は、大戦終了後に放棄されました。

管理する国がいなくなったこの要塞を、1967年に元イギリス陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツが占拠。国家として独立宣言を発し、自らをロイ・ベーツ公と名乗りました。

パディ・ロイ・ベーツ

それから約50年経った2017年。クーデターや、火災による公国の半焼などの憂き目に遭いつつも現在も公国は存続しており、ロイ・ベーツの息子であるマイケル・ベーツが2代目の大公に即位しています。

しかし、国連に加盟する193か国及びバチカン市国の計194か国は、このシーランド公国を国として認めていません。

要塞の面積はごく限られており、常駐する住民もほとんどいないとされています。独自の国旗・国歌・パスポートを持ち、「国家」としての体裁を整えている点が、世界中の注目を集める理由のひとつです。

貴族になるには

そんなシーランド公国ですが、なんと爵位やナイトの称号をインターネット上で販売しています。

今回、投稿者さんが買ったという男爵の称号は約60ユーロで、日本円だと7000円ほど。

公式サイトでは男爵・男爵夫人をはじめ、ナイト(騎士)やレディといった複数の称号が用意されており、購入すると証明書が発行される仕組みです。

称号を授けられたといっても、あくまで名目上の話。騎士団も持っていますが、実質的な活動はありません。

国際的に承認されていない自称国家が発行する爵位のため、日本国内や他国での法的な効力はなく、公的な場で肩書きとして使用することはできません。

自称とはいえ国家が爵位を授けてくれる…これを魅力的とするかは人によって意見が分かれそうなところ。

もしあなたが「私も貴族になりたい!」と思うなら、検討してみるのもあり…かもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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缶ストッカーの写真(撮影:キジカク)

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出典
@soetyama

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