ウソのような本当の話 7000円で『貴族』になれちゃう方法 By - grape編集部 公開:2017-03-03 更新:2017-03-03 Share Post LINE はてな コメント シーランド公国は、イギリスの南東、およそ10キロの沖合いに浮かぶ、海上要塞を領土とした自称『国家』です。 シーランド公国 1942年、第二次世界大戦中にイギリスが建設したこの要塞は、大戦終了後に放棄されました。 管理する国がいなくなったこの要塞を、1967年に元イギリス陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツが占拠。国家として独立宣言を発し、自らをロイ・ベーツ公と名乗りました。 パディ・ロイ・ベーツ それから約50年経った2017年。クーデターや、火災による公国の半焼などの憂き目に遭いつつも現在も公国は存続しており、ロイ・ベーツの息子であるマイケル・ベーツが2代目の大公に即位しています。 しかし、国連に加盟する193か国及びバチカン市国の計194か国は、このシーランド公国を国として認めていません。 貴族になるには そんなシーランド公国ですが、なんと爵位やナイトの称号をインターネット上で販売しています。 今回、投稿者さんが買ったという男爵の称号は約60ユーロで、日本円だと7000円ほど。 称号を授けられたといっても、あくまで名目上の話。騎士団も持っていますが、実質的な活動はありません。 自称とはいえ国家が爵位を授けてくれる…これを魅力的とするかは人によって意見が分かれそうなところ。 もしあなたが「私も貴族になりたい!」と思うなら、検討してみるのもあり…かもしれません。 [文・構成/grape編集部] 1 2 出典 @soetyama Share Post LINE はてな コメント
シーランド公国は、イギリスの南東、およそ10キロの沖合いに浮かぶ、海上要塞を領土とした自称『国家』です。
シーランド公国
1942年、第二次世界大戦中にイギリスが建設したこの要塞は、大戦終了後に放棄されました。
管理する国がいなくなったこの要塞を、1967年に元イギリス陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツが占拠。国家として独立宣言を発し、自らをロイ・ベーツ公と名乗りました。
パディ・ロイ・ベーツ
それから約50年経った2017年。クーデターや、火災による公国の半焼などの憂き目に遭いつつも現在も公国は存続しており、ロイ・ベーツの息子であるマイケル・ベーツが2代目の大公に即位しています。
しかし、国連に加盟する193か国及びバチカン市国の計194か国は、このシーランド公国を国として認めていません。
貴族になるには
そんなシーランド公国ですが、なんと爵位やナイトの称号をインターネット上で販売しています。
今回、投稿者さんが買ったという男爵の称号は約60ユーロで、日本円だと7000円ほど。
称号を授けられたといっても、あくまで名目上の話。騎士団も持っていますが、実質的な活動はありません。
自称とはいえ国家が爵位を授けてくれる…これを魅力的とするかは人によって意見が分かれそうなところ。
もしあなたが「私も貴族になりたい!」と思うなら、検討してみるのもあり…かもしれません。
[文・構成/grape編集部]